検査院の強化ということにつきましては、再三、議論を承っておりまするし、私どもといたしましても万全の努力を払っておるつもりでございます。実際問題といたしまして、検査院の現在の陣容は、新院法が施行せられました昭和二十二年に一挙に四百名程度から千二百名程度に、三倍程度に増員をいたされまして、そのまま現在に至っておるという実情でございます。この間、検査の対象は一般会計はもちろん、その他公社、公団等も膨大なる膨張を告げておるわけでございまするが、一方、検査の結果からながめてみますというと、昭和二十年代には相当違法行為等が多発しまして、経理も紊乱をいたしたような経緯もあるわけでございまするが、三十年代には漸次そのような点も適正化せられまして、不
