それから今回のソ連の態度に対しまして、一方には、日本に軍事力がないから、余り弱いからソ連が非常に日本を侮ってこういう既成事実の積み重ねを繰り返し行っているんだ、ですから、わが国ももう少し侮られないように軍事力をさらに強化すべきだ、こういう声もありますし、一方、そういった軍備拡大の競争の理論に引きずられることは決してならない、こういう声も両方ございます。 外務大臣の立場として、今後、ソ連のこの軍事力過信姿勢をいさめるという立場で外交交渉に臨まれるのがベターであると考えるのか、あるいはやはりこの軍事力がソ連に比べて非常に微力であるという点でかさにかかってくるんだ、こういう考え方に立たれているのか、その辺の外務大臣のお考えを聞きたいと
