最初に、提案理由の説明の中から二点お聞きをしておきたいと思いますが、説明の中に、「森林・林業の果たす役割りに対する国民的要請は、今後とも一層増大するものと思われる」、また「その広範な役割りへの制度的対応を図るとともに、」とありますけれども、この「広範な役割りへの制度的対応を図る」ということは、具体的に言ってどういうことなのか。現状の説明と今後の施策について御説明をいただきたいと思います。
最初に、提案理由の説明の中から二点お聞きをしておきたいと思いますが、説明の中に、「森林・林業の果たす役割りに対する国民的要請は、今後とも一層増大するものと思われる」、また「その広範な役割りへの制度的対応を図るとともに、」とありますけれども、この「広範な役割りへの制度的対応を図る」ということは、具体的に言ってどういうことなのか。現状の説明と今後の施策について御説明をいただきたいと思います。
広範な役割りを持っていることはもう前々からこれはわかったことであるし、また、特に時代的要請としてそれは強まってきていたわけですけれども、これまで林野庁の取り組みとしては制度的対応というものが十分であったという御認識なのか。あるいは総合的な対応としては非常に不備な点があったので、やはりそれを相当強化しなければならぬということで、今回抜本的な取り組みをするという意欲でこの法案を単独立法で提案をすると、こういうことになったのか、その辺のところはどういうお考えですか。
もう一点、提案理由の説明の中で、先に読んだ文章に続きまして「森林組合の事業及び管理運営体制につき一層の改善強化を図る」と、こう述べられているんですが、その現状における問題点と、今後の施策について具体的にひとつ説明してください。
いまお話なかった特に組合員の自主的な努力ですね、それから工夫、そして資質の向上を図るための研修制度というのは、相当これは力を入れなきゃならないものだろうと思います。 それから、監査士のお話ありましたんで先にちょっとお尋ねをしておきたいと思うんですが、この監査士制度を設けるということなんですが、これは監査業務だけでなくて、経営指導なども行っていくという考えも含めているのかどうかですね。監査士の具体的な役割りについて明らかにしてください。
一応曲がりなりにも森林組合として活動しているのは三分の一ということですから、相当これは初歩的な、監査というよりは指導面を重点に置いた制度であろうと思うのですが、この監査士制度というのはいつから発足させる予定でございますか。
法案施行後できるだけ早い時点で制度を発足させたいと。そうすると、諸般の準備はもう進めていると思うのですけれども、この監査士制度を発足するにはまず試験が行われなければならないと思うのですが、試験はいつごろを予定されておりますか。
ちょっと細かいことになって恐縮ですが、この監査士は監査業務や経営管理など幅広い知識が当然要求されると思うのですが、試験項目として必須課題、こういうものはどんなものを予定されておりますか。
林野行政に関する法律的事項としては林業基本法それから森林法とあったわけですが、今回森林法から取り出して森林組合法を単独立法されるんですが、そうなりますと法体系上この三法の関係についてどうなっていくのか、林野庁としてはどういうふうにとらまえておりますか。
どちらにしても、森林組合の今後の発展という点については、いまおっしゃったような、林業基本法、それから森林法の上に両足を乗せての単独立法の方が有効に働くんだと、こういう点に自信を持って提案されていると思うのですが、その点どうですか、長官。
森林組合法は民有林が対象になるわけなんですけれども、森林・林業行政というのは、国有林野事業と民有林事業と総合的に推進していかなければならないと思うのです。今回の森林組合法がこうした要件の中でどのような位置づけに置かれるのか、その点をひとつ御説明いただきたいと思います。
いただいた資料によりますと、森林組合の中で施設組合数が五十年の時点で二千百三十九組合、生産組合数も同じく五十年度時点で千七百六組合、このようになっておりますけれども、この中でいわゆる休眠組合と言われている実際に活動を行ってない組合、これはそれぞれどのぐらいになっていますか。
およそ三分の一がほとんど実際活動をしていない休眠組合という範疇に入ると思うんですが、主にどういう理由からそういうことになっているのか。
すでに事業活動をやっている森林組合の経営についてなんですが、午前中の質疑の中でもありましたけれども、他の組合の模範になるような組合数は五つか六つぐらいだろうということですから、きわめて全体的な経営の現状というのは非常に貧困なんだろうと思いますが、林野庁から見て経営の現状、全体的な点、それから経営のうまくいっていない主な理由はどういうところにあるのか、その点をひとつ御説明いただきたいと思います。
いま答弁の中に出てきました静岡県の竜山村の森林組合ですね、それから和歌山県の竜神村の森林組合も比較的経営がうまくいっているようなんですけれども、この二つの森林組合の概要ですね、事業量とか発展の経緯、また非常に順調に経営が進んでいるその内容をかいつまんで御説明願いたいと思います。
いま説明あったように、経営が順調な森林組合はもともと林地の条件がよいこともありますけれども、事業の多角化それから生産流通体制の整備とか、素材の共販を地元で行うことによるところの素材の有利販売とか、自森林組合のブランドの定着化が非常に効果を上げています。さらには低質材の有効利用、こういったことで、経営の体質を改善させることで非常に経営を好調化させているんだと思います。全般的に森林組合の経営が弱体だというのは、森林組合の体質がもともと経営に対して未熟というか、林業経営に対しての意識が非常にまだ低いために、もう少し工夫、努力すれば何とかなる点がなかなか効果を上げていない、みずからその経営をさらに悪化させている面が非常に多いんでないかと思う
日本の林業は現在非常に不振なんですけれども、また森林組合の経営もなかなか順調にいっているところは数少ない。これの原因の一つを外材の輸入、国内需要の低下、こういったいわば外的要因を挙げている面も強いんですけれども、経営に関する限り、意識を高めただけで実際に順調な成績を上げている組合もあるわけですから、林野庁としても推進運動は計画されているようですけれども、さらに模範的な組合の実態を全国の森林組合が参照にするような普及指導の手を、もっともっと手厚くする必要があるんじゃないかと思いますが、この点についてはどうですか。
優秀組合の実際の経営状態というものを、広く全国の森林組合に参照させるということは当然必要なことだと思うんですが、地域によって相当いろいろ条件も違うし、そのまま参考にならない、実施できないという点もありますので、やはり気候とか気温とか立地条件、そういうものが大体似通っている地域ごとに、模範になるようなそういう森林組合というものを今後数をふやしていくと、地域ごとにそれを目標にしながらやっていくということが非常に大事だと思うんですが、特に林業関係では北海道は非常に条件も本州と大きく違っているわけですし、また林業の実態も非常に立ちおくれている立場なんですが、北海道の林業に対して特に今後力点を置かなきゃならない点があればお伺いしたいし、それか
ここで、十四日の閣議に報告して了承されました五十二年度林業白書についてちょっと伺っておきたいんですが、この中で、国際経済環境を配慮しつつ秩序ある適切な輸入を確保するための措置を講ずる必要がある、こう述べられているのは、外材を中心に供給が需要を上回る基調があることから輸入抑制の行政指導が必要なことを指摘したんだろうと、このようにとらえてよいのかどうか。それから、もしそうだとすると、昨年来ニュージーランドがわが国に対して木材の輸入拡大を求めてきておりますし、また諸外国から農産品の輸入拡大要求というものが強まっているときだけに非常にむずかしいと思うんですけれども、林業行政としてはこの点具体的にどういうふうに取り組むのか、それをひとつ大臣か
外材輸入の適正化を図ることが非常にこれは大事なことなんですけれども、力を入れて行政指導に取り組んでいただきたいと思うんですが、この外材輸入問題で見落としてならない一つの観点は、外材輸入がここまで拡大されてきたのは単に価格が安いという点ばかりじゃなくて、国内林業の未成熟さというものがみずから引き入れてしまった一面もあるのではないか、こういうことなんですね。たとえば販売面から見ましても、国内材の場合は注文しても需要者の希望する時期に所望する材がきちんとなかなか入荷されないという実例が多い。そのために、微妙な需給ギャップというものが生じてしまいますし、そのギャップを埋めるために外材で補ってきたということも言えるんじゃないかと思うんですね。
次に、間伐材の販売につきまして若干お伺いしておきたいんですが、間伐材の売れ行きがよくないということで非常に関係者は困っているというんですが、これも関係者の努力がこれまで非常に足りなかったという点を厳しく指摘する声があるわけですね。以前間伐材がよく売れたという時期は、足場丸太の需要が大量にあったときでして、材木なら何でもいいというような木材窮迫的な需要期だったと。そこで、林業経営者はただ座っていればよくて、売ったんじゃなくて買いに来ていただいたんだと、こういうような実情だったと思うんですね。そのときの夢をいまだに追っているだけでは、経済状況のこのように変わった現在売れるわけはないわけでして、また一面、原木市場の人の声の中には、現在だっ