六二年にはわが国の代表も派遣して積極的に取り組む考えでおったが、帰ってきてみたならば、関係各省庁の意見が結局は統一できなかった。つまり、よいと言うものもあるし、まだそこまで足並みがそろって条約批准を受ける態勢に国内はなっていない。その国内の態勢が足並みがそろわないというのは、各省庁の場合でいくと、どこが積極的にこの条約を受けようとしておったのか、どこがその隘路があったのか、どこの省の関係でそういう隘路があったのか、その点について、いまのお話ですとかなり議論がされたと私は思うので、ひとつ御披露願いたいと思う。
