それでは公害の質問に入りたいと思います。 公害問題につきましては、暮れの臨時国会におきまして法律の制定や改定が行なわれたわけでございまして、私どももこれを一歩前進として認めるにやぶさかではございません。しかし、公害は法律をつくったり環境庁という役所をつくったりすることでは決して解決しないのであります。大切なことは、政府、自治体、こういったものにほんとうに公害問題に取り組む意思があるのか、ほんとうに国民の生命と健康を憂えて、これを防止するために厳正に法の執行をやろうという意欲があるのかということが私は問題だと思うのです。意欲だけではなくて、存分に働けるだけの権限も与えられなくちゃならないし、あるいは予算も裏づけがなくちゃならないで
