私は日本の繊維産業で一番の弱点はいわゆる織布部門といいますか、中小企業者が大部分でありますところの部面であります。これを何とかしっかりしたものにしなければ、それにつながって自然それを、たとえばこの間じゅうの操短にいたしましても、紡績業そのものを目的とするよりは、むしろ織布部門を救うために糸にある程度の規制を加えなければならぬというようなところにきたわけであります。この法案においても、これは法理的に言えば、私の知らないようないろいろの法的解釈がありましょうが、私どもの常識的に考えたところでは、やはりそういう意味で織布部門を救うということがむしろ重要な目的であって、そういう観点からこの法律を作ろう、こう考えたのであります。従っていわゆる
