当局といたしまして、この法律を強力に実施するという点からだけ考えますと、お話のようにもっと強制力がある方が便宜のわけと存じます。しかしながらわれわれとしては、さっきも申しましたように、できるだけ当業者の自主性を尊重し、その自力更生という考えからほんとうにみんなで心から協同して、この法案によって協力していこうという気持を出して、これができればなおさらけっこうだ、これがほんとうに日本のためになると考えましたので、政府としては、いきなりそういう強制的な干渉がましい法律案を作るということは実は遠慮をしたわけでございます。まあそういうものができれば実施の上においても便利であるということは申すまでもありませんが、なるべくなら業者の自主性によって
