競争があるんですから、何よりも商売なんだということを自覚してもらう必要がある。乗せてやるんだ、運んでやるんだという意識、それから百年の長い間の大部分を独占的地位に甘んじておったという意識、そういうものを捨てて、人を運ぶ、物を運ぶサービス業をやってるんだという、これは基本的な認識の上に立ってもらうことと、それから普通これは民間企業がこういう状態に立ち至ったならば、重役はそれこそ夜も眠れない思いをするに違いないわけであります。そういう気構えに立ってこの難局に当たってもらいたいということであろうかと思います。
