二兆円の公共事業、それから金利の引き下げによって企業負担の減少というものが一兆二千億と言われるわけであります。労働者一人当たりに要する賃金その他の経費、平均をいたしますと概算して約三百万円以下ではないか。ただそれぞれの業態が非常に違っておりますものですから、それによって何人が新規に雇用されるという計算が非常にしにくい。それから、した方がいいか悪いかという点もあるわけであります。 それからもう一つは、公共事業は、よく御存じのとおり、予算成立後実際それが発注され、仕事になって効果をあらわすまでに一定の時間がかかる。先ほどから雇用情勢はずんずん悪化していると申しますが、七月から八月にかけてはほんのわずかですけれども好転をしておる。ほん
