川崎重工ともあろう大企業が、いま御指摘のような状態に勤労者を雇用して賃金水準にあるということは、私の常識から言えばちょっと考えられないことであります。ただ、それは東中さん自分でおっしゃっているように、賃金には政府は介入すべきでなく、川崎重工にもちゃんと労働組合があるわけでありますから、労使の間で勤労者の生活の安定ということを配慮しつつ労働の質と量とに対処して決められるべきことだと思います。しかし、私の感想を率直に申し上げますと、事実とすればちょっとひど過ぎる、そういう労使間の交渉のあったこと自体が不思議だと思われるわけであります。ただ、低賃金を抑えるために言うまでもなく最低賃金制というものがしかれておるわけであります。その最低賃金制
