ただ、国会議員の問題について、行政当局であるわれわれが方向を指示するのは穏当でないように思いますので、国会でお決めをいただきたいと存じます。
ただ、国会議員の問題について、行政当局であるわれわれが方向を指示するのは穏当でないように思いますので、国会でお決めをいただきたいと存じます。
方針については、さっきから何回も申し上げているとおり、政策実行部門が負担をしていただくように、現実の行動をできるだけ速やかに開始いたします。
この国鉄の再建が成るか成らないかということの非常に大きなファクターは、やっぱり労使関係の改善であろうと思います。 で、公共企業体の争議権の問題につきましては、前にもお答えいたしましたとおり、私は私なりの私見を持っておるのでありますが、いま政府が委嘱した機関が審議を行っておる途中でございますので、この際私の私見を言うことは差し控えたいと存じますが、労使関係の正常化、特に下部の部門における正常化、現場部門における相互の信頼の回復、そういうものを含めて、国鉄自身がさらに発想を転換した努力をすべきものと考えておる次第でございます。
これもたびたびお答えをしてまいったところでございますが、すでに独占性を失った国鉄の現状において、値上げが増収につながるものとは限らない。また、農産物その他の遠距離輸送等に関連をしてまいりますと、消費者物価等にも影響を及ぼすことも忘れてはならないことであると思います。したがって、たびたび申し上げておりますとおり、できればこれを避けたいという気持ちを私は強く根底に持っておりまして、それを根底として極力努力をしたい、こう考えております。
国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案につきましては、慎重御審議の結果御採決をいただき、まことにありがとう存じました。 また、決議されました附帯決議の項目の中には、直ちに実行することがむずかしいものも含まれておりますが、政府といたしましては、でき得る限り御趣旨を尊重し、今後努力してまいりたいと存じます。
確かに、御指摘のように、この再建二法が当初の予定どおり六月一日に成立をいたしたといたしましても、なお五千億円くらいの赤字が出ますし、おくれによりまして工事の繰り延べ等で賄ってはまいりましたけれども、なお二千億円以上の減収が見られるわけであります。しかしながら、五十一年度、五十二年度の二ヵ年間で、その後におきましては単年度の収支の均衡を図るという見通しは変えておりません。そういう方向に向かって諸般の努力を続けたいと思っておる次第でございます。
私は引き継ぎのときに、来年度も五〇%未満の値上げをするという暗黙の了解なるものの引き継ぎは受けておりません。したがって、そういう国鉄再建を明年度引き続いて図るに当たってそういうことに拘束される意思はございません。 それからもう一つは、値上げをしたからといって、国鉄は独占企業でございませんから、値上げしたことが即増収につながるものとも思えません。 それからもう一つは、今回の値上げで実質どの程度の増収になるか、どういう影響を及ぼすか、そういうことを過去の事例をも考えてみなければならぬわけであります。運輸大臣としての願望は、希望は、なるべくならば値上げをしないで、したとしてもごく低く抑えて、それで国鉄再建の道を見出したい。具体的に
先ほども――歯切れが悪いかどうか知りませんが、できるならばやりたくない。どうしてもやらなきゃならぬとしてもできるだけ低い水準で抑えたい。その低い水準の率は、今回の値上げの実施を見て、その影響等を勘案して定めなければ、値上げが増収につながらないで減収になる危険もあるわけであります。そういう点も考えなきゃならぬ。それは、この法律が成立して、実施を見た上の影響を考えたいと、そういうことであります。
そういう懸念を持ちますから、来年の問題を検討するに当たっては今回のこの法案成立の実施の影響を見なきゃならぬ、こう考えておる次第であります。
現在のところは、二年間で単年度の収支の均衡を図るという方針は変えなければならぬとは思っておりませんが、いま御指摘の幾つかの条項につきましては、私就任早々、それらを含めた内容を列挙したものを国鉄当局に渡しまして、そういう方面の検討をいま求めておるわけであります。たとえば、現在未利用地の処分の問題、あるいは利用地に入っておりましてももっと効果的に利用ができる問題、あるいは鉄道敷設法や日本国有鉄道法等の見直し、再検討、また貨物等についてはもっとセールスについての工夫、そういうものを含めた検討を求めております。また、地方交通線につきましては運輸政策審議会にお諮りをしておるんでありますが、そのお諮りをする仕方も、幾つかの具体案を運輸当局側で検
地方交通線の問題は、これは普通の民間企業の経営という立場から言えば国鉄として引き受けられる性格のものではない、運賃コストをはるかに上回った負担を強いられているのであります。しかし、これは奥地の開発とか、あるいは先行投資とか、そういうような政策的な意味合いを含んでいるものでありますので、そういう政策的意味合いを含んだものについては別途の政策的な支出、出費、負担、そういうものを願うのが筋だと。で、その第一歩といたしまして、ことし、わずかでありますが百七十二億円というものが計上されまして、推定される損失総額に比べてみますと一割にも達しないものでありますが、しかし、まあ突破口を開いたものと考えております。それと同時に、これはやはりほかの幾つ
まだ運賃法定主義というものを廃止するという結論を得ておるわけではございません。ただ、先ほど申しましたように、赤字原因の一つが運賃の適正な改定の時期おくれにありますので、そういう意味で法定主義というものも検討する必要があるんでないかという段階でございます。そういう場合におきましても、やっぱり一定の枠は必要であろうとは考えます。 それからもう一つは、先ほどからもお話がございましたが、やはり国鉄当局の経営姿勢、負担ができないものは負担ができないもの、ほかの部門において負担をしていただくべきもの、そういうものと、それからもっと効率的な利用のできる資産、そういうようなものの十分の検討、そういうこともあわせながら、目標は独立採算制をとる方向
まだ関係者全部と話し合いをしているわけではありません。したがって、これはあくまで私の私見であります。個人的な考え。それは、まず現在置かれている立場が、決して過去のような独占的立場でないという前提、つまり値上げがすなわち増収に必ずしもつながらないということ、それから値上げをするといたしましても、一般物価の趨勢と合わせていかなきゃならぬし、その値上げが増収につながらなければこれは何の意味もなしません、そういう一定の枠。消費者物価の趨勢、それから値上げが増収につながるというそういう一定の枠の中で考えなけりゃならぬと思う。で、日本のように熱エネルギーの資源に乏しい国におきまして、エネルギー効率の一番高い、仮に二番目かは別といたしまして、非常
具体的な問題は国鉄当局からお答えするのが筋だと思いますが、私もしょっちゅう奥羽本線で往復をいたしておりますので、その実情はよく承知しております。できるだけ速やかにこれを処理すべきものだと私も考えておる次第でございます。
新幹線のようなものをつくる前に、やはり順番が違って、そういうものをなくす方に力を注ぐ方が順番としては正しい。新幹線が世界に誇るものである以上は、すべての点について非難をされないようなものをつくっておくべきものだと考えます。
いま中尾先生のお話を承っておりまして、実は新幹線なんかはみんなタンクになっておるようでありましたので、もっと進んでいるものと思っておりましたところが、地上施設その他の影響もあって、案外計画の実施がおくれているようであります。これは文明国の鉄道としては恥ずべきことでございますので、速やかに改善策を講ずるように努力をいたしたいと存じます。
実は私もいま初めて聞いた問題であります。ただ、国鉄側の御説明があったように、まあ長い目というのはちょっとのんき過ぎるように思いますが、できるだけ早い期間に昇職した方が有利だという条件が出るものだと当然考えておるわけであります。ただ、作業が全く同じならば、その作業に伴って出される手当をどうして減らすのか、ちょっとそれはぼくも聞きたい問題でございます。
施設関係の労働組合の方から、四十八年以降その待遇の改善について御要求があることは承知しております。 それから、これは非常にデリケートな問題で、実は私は十七、八年前大失言をして怒られたのですが、その当時は電気通信、電電公社の職員に婦人層が非常に多かった。その婦人層が多いのと、国鉄の職員のベースアップ率が仲裁裁定にほぼ同じというのはおかしいということを私は非公式に申しまして、翌日役所へ行きましたら、交換手の人に取り囲まれてえらい目に遭った経験がございます。いまの施設関係の従業員の方々の困難な労働、しかも、夜働いていて夜勤料、一般職員の宿泊料手当に匹敵しないような賃金支払いというものには矛盾を私自身も感じます。しかし、国鉄の職員の仕事
値上げをお願いいたします以上は、国民の側から見てもっとすることがあるんじゃないかという声が起こらないような処置を十分しておかなきゃならぬと私も思います。これは未利用地の問題もそうですが、一応利用地になっているところでも、もっと効果的な利用の方法があるのではないかという声をよく聞くのであります。そういう方面についても検討を命じております。 それから、いまの資材の購入の点は、やはり国鉄の現状がどうあろうと、そういう見込みとか、あるいは必要量以上の購入というようなものは、これはやはり必要に見合ってやっていくべきものと考えております。ぜひこういう管理の状態というものを速やかに改善するように私も努力をいたしたいと存じます。
何度もこの委員会でもお答えしたと思うのでありますが、何とかやらないで済む方法はないかとたびたび国鉄総裁にお願いをいたしました。説明を聞いて、最後にやむを得ないものとして承知はいたしましたが、納得したわけではありません。できる限りの努力を払って、実際にいまの計画を行わないで済むように全力を尽くしたいと考えております。