専守防衛の原点の発想は、一つは私は国土戦ということを頭に置かなきゃならない。日本は国土戦の体験が実はなかった。沖縄と満州開拓民が例えようもないところの悲惨な体験をした。戦場で死に、また上から落っこってきて死んだ人も随分あるんだけれども、満州開拓と沖縄の人たち、沖縄は十万人の民間人が死んでいるんだけれども、この国土戦になったら実にこれは惨たんたるものだということに専守防衛体制の一つの原点の発想があるような気がするんですよ。 というのは、先般の第二次大戦でも三百万の犠牲を日本は出した。確かに気の毒であります。しかしドイツは一千万、ソ連は二千万、中国は三百五十万で、第二次大戦じゃ日本が少ない方なんだ、少なくても死んだ人は気の毒だけれど
