身分帳が出回っているというようなことはあるべからざることですな。それはあったとしたら、事はきわめて重大な問題だと私は思いますね。
身分帳が出回っているというようなことはあるべからざることですな。それはあったとしたら、事はきわめて重大な問題だと私は思いますね。
知らぬですな、知らない。
身分帳みたいな出るべからざるものが仮に出たとすれば、それは重大問題だという感想を持ちますな。重大問題であるがゆえに看過すべからざる問題である。よく調査しなければならぬ問題だ。直ちに厳正に調査せい、こうやってあるのは、私が重大な関心を持つからでありますね。
重大な事件だから、重大なことだからよく調査せい、こう言っていま調査中ですからね。そうして、その調査の結果に基づいて、矯正局長の調査の結果に基づいていろいろな、事と次第によっては検察の発動があり得る、こういう段階でございますからね。いま、現地の刑務所が漏らしたことを認めろ——漏らしたとは言わぬけれども、漏らさせられたというのかな。そういうことかどっちかでもいいから認めろと言われても、調査中だというのにそんなにせかぬでもいいじゃないですか。
これは重大なことだから、責任を感ずるから、調べてみろとこう言っているので、あしたその鬼頭何とかいう裁判官が出てきてこっちの調査に応ずると言っているんでしょう。その前の日のいまここで、その本に書いてあるとか新聞に書いてあるとか、そういうことだけで——それを調査して裏づけをやって、十分な証拠に基づいて、それはこういうところに責任があったんだという報告をするのでなければ、法務大臣として言動の軽率を免れないよ。
重大なことだからと思って、さっき刑事局長に、検察庁でよく洗いざらい洗い出さなければこれは困るね、こう言ったら、いや、法務大臣から指揮されるまでもなくすでに捜査に乗り出していますからもう御安心ください、感心だなと……。
どちらから言ってこちらが受けたという関係でなくて、ぴたりこの両方同時みたいなかっこうで、これは調査せんならぬな、こういう意思が一致しております。法務大臣、総理大臣、それから法務省の関係、その関係全部そういうつもりでおります。
捜査指示という法律語を使われましたが、そうではなくて、調査というか、調べろという言葉でしたな。調べようじゃないか、ねえ稲葉君。もちろんですな、こう言って……。
貴見のとおりです。
ちょっと御質問の趣旨が把握しかねますが、その御質問はこんなふうに解していいのですか。国会は国会で政治道徳責任を追及する、政府も刑事責任追及ばかりでなく、道義責任を同時に追及する権限を持っているのではないのか、こういう意味だったら……。
わかりにくいですから、もっとわかりやすく私の方で答えましょう。この間、十三人ある、こう言いましたね。そうしたら、新聞には、十四人灰色高官と、こう出たんだ。私の報告は、灰色十三人なんて言ってないんだね。灰色であるか何であるかはそっちでお決めください、こういう流れでございました、そうして三十ユニットはこうなっています。五人に渡ってます。それから、渡っているのにどうして起訴しないかと言うから、時効が三人で、職務権限なしが二名でございます。こういう答えをし、九十ユニットはどうなったのかということは非常に国民の知りたいところですから、それは若狭や何かからもらった金と一緒に全日空の簿外資金の中に突っ込まれて、そのうちから五千七百五十万円が十三人
沖本さん、きょう参議院のロッキード特別委員会でその話が出ました。各党から二人か三人ぐらい出たと思います。それに対して総理は答弁をされまして、自分一人がシロだなんということを証明するためにやったものでないことはもちろんだけれどもと言って、るる説明をして、大体御納得をいただいたように私、記憶しております。これは総理のことですから、私がお答えする限りではありませんな。
早く国民に知らしてあけたい。それには、法務、検察は刑事責任の追及権限しかないのです。道義的、政治的責任の追及者は国会だ。国会が何もしないで、ただ名前を発表しろ発表しろ、そんな乱暴な発表の仕方がありますか。さっき言ったことでわかるじゃないですか。国民もわかってくれると思うんですね。当時ロッキードだとか全日空だとかがこんなことをやっているなんということを思わぬでもらっている人までも、ぽかんといま発表すれば、非常な誤解を与えますな。ほかの会社から政治献金をもらってきた人は何でもない。事情を知らずに——当時事情を知るわけはないのだから、普通の政治献金もらっている人も、いま十三名私が発表したら、新聞は法務大臣が十三名の灰色高官を発表したという
あなた、自民党が隠そうとしているから、多数を持っているから決まらぬ、こんなような意味で質問をしておられますが、そんなことはないのです。あの報告をよくごらんください。野党の方からこの何ページのここにこう書いてあるからこうだこうだといって詰められれば、自民党の議員が幾ら何だと言ったて、理論にあくまでも抵抗してやっていけるわけのものではないんですから、それをちっともやらないで、法務大臣、十三人と言ったんだから名前を発表しろ、そんな乱暴なことがありますか。そうしてそれはいかにも国民に受けそうな議論なんだけども、私の説明によって、何度も説明することによって、国民はわかってもらえるものと思うんだ。国民の知的水準はそんな低いものではないと私は信て
大分前のことですから記憶が薄れていますけれども、総理大臣からそういう話がありましたから、こんなばかなことをやるわけはない、検事総長がそんなばかなことをやるわけはないじゃないですか、そんな電話はわしのところにもたくさんくるんだ、あんまり気にしなさんな、とこういうことを言うたことは覚えているんですね。これでけさの新聞を見て——いま衆議院の法務委員会でやっているでしょうが、鬼頭裁判官をめぐる問題について本日京都地裁が本人を調査いたしました。明日最高裁事務総局が本人を呼び出し調査をする予定であるという通知が私のところに来ました。
おととい法務省の石原矯正局長から、目下鋭意調査中という報告を——よく調査しておけという指示をしておきました。
あなたの御認識と私の認識は一致しております。実に重大なことである、許すべからざることであるという認識であります。
ちょっとだけ。矢田部さん、いま、あなた十二名と言われましたが、あの十二名とは違うんですよ。九十ユニットが簿外資金の中に入れられて、そこから五千七百五十万円、これは十三名に渡っているんですから。十三名ですね、それは。十二名じゃない、十三名。
イエスと……。
私の中間報告で、三十ユニットの方はこうこういう何名、それから九十ユニットは直接、ストレートでなく、全日空の簿外資金の中に組み入れられて、合わせて三億ばかりになっちゃったんですね。その中から五千七百五十万円というような、ちっと少ないかもしれないけれども、それが十三名の国会議員に渡ったという報告をしておって、その中から線引きをなさるのはあなた方だから名前を発表してもいいじゃないかと……。いかにももっともなように聞こえるけれども、われわれは灰色を決めるところじゃないんですね。灰色だか何だかということは、道義的政治的責任。そっちでお決めになることですからね。いまわしがそういう中間報告をしたら、もう新聞でもみんな灰色十三名というふうに書くんで