記者がついていっているんですから、言うたことは書くであろうということは、そう思いますね。言うたことを書かぬ記者なんか、ついてくる必要ないんだから。
記者がついていっているんですから、言うたことは書くであろうということは、そう思いますね。言うたことを書かぬ記者なんか、ついてくる必要ないんだから。
政治的に利用をするためにそういうことを言うて書かせるなどという悪らつな思想は持っておりません。
趣旨はそうですな、趣旨というのは。私は福田副総理もここで答弁されたように、あれ、正しいと思うのです。ロッキード事件というものは解明しただけでは政治的意義がない、解決しなきゃいけない。その解決は再犯防止だということも含めて、そして政治に対する国民の信頼を回復するというところまできちんと、その方途を見出すというところまでいかないと解決にはならないという点についてはそのとおりであると、こう思うものですから、そういう表現になりますね。
そこんところが違うんですよ、そこんところがね。そこんところは、やじの中で、中曽根はどうしたと言うからね、それはだれだろうとあれだろうとそんなことは区別するはずはないじゃないですかと、そして、仮に私のところに、法務大臣を逮捕の請求許可を受けに来たら、おれは困ると、そんなことは言うわけにもいかぬじゃないかというつもりなんですね。そしてずっと後になって、最後に、それはもう決意を披瀝するときに、仮に刎頸の友であろうと何であろうと、それは縛りつけるくらいの決意を持たなければ全貌の解明はできませんと、こう言ったんだ。だから、私の頭では刎頸の友というのは中曽根君を頭に置いて言うているんだけども、別の方の刎頸に行っちゃったんだ。
つまりだれであろうとということを強調するために、さっき中曽根はどうだと言うから、そういう私の刎頸の友であろうと、区別しないと。決して田中前総理の刎頸の友を指して言っているんじゃないです。
私はそうならぬのですけれども、あなたがそうなると言えば、そうならぬようにしてくれと言って頼むわけにもいかぬからね。しょうがないです。しかし私はそんなことを計算に入れて——何と言うのですかな、そんな悪党じゃないです。それからまたそんな頭もないわ。まことに平々凡々、ぼんくらですからね。そんなことあなた、こうやってやれば誤解を、必ずそういうふうに書くだろうなどという計算をするような、そういうさもしい考えありませんよ、私。本当にこの間も言ったように、腹断ち割って見せてあげたいくらいなんです。御信頼ください。
あらゆる努力を傾倒して第三の山を解明してほしいなと、検察庁はね、そういうふうに検察庁はあらゆる手段を講じて解明に努力しておりますと、こういう報告を刑事局長から受けていますからね。それは一番大事なこと。 それから、いろいろこうあなたおっしゃいますけど、私、何といいますか、答弁も下手だし、演説も下手だし、言葉は知らないし、手がつけられないんです。ですから新聞にそう書かれているという、四社そろって書いて、そんなふうにとるのかなあと思って不思議に私思うんです。新聞社というのは不思議な存在だなと思っているのですね。(笑声)しかし、朝日などにはそんなことは書いておりませんということをだれかに聞かされました。
私のところへ、総務会の意を体してとか、党の意を体して慎重に取り扱えという御忠告なり、そういう申し出はありませんが、それは申し出があるないにかかわらず慎重な態度でいくべきは当然で、この前のはちょっとまずかったなと、こういうことをここでも申し上げましたわけですね。それもしかし人権に関することでございますからね。なるべくカメラの放列などのカッとしているところへ、たとえ任意捜査にしても何人においてもそうですか、なるべく任意捜査ならば人権に触れないように、人に知られないように調べてあげるという配慮は検察当局にあって当然じゃないかと、そういうことから、余り報道機関の見張りがひどいものですから、つい関係者はあるいは済んじゃっているかもしれませんよ
私のところへは何にも、覚えておりませんね。記憶に……それこそ記憶にありませんなあ。中曽根幹事長から、慎重にやるように検察当局にあんたから言えなんという電話も何もないですね。なるべく電話の往復も、会うことも、こういう立場ですから慎しんでおる次第です。
そういう人権を不当に傷つけない配慮というのは、やっぱり捜査当局としても、刑事訴訟法の第一条にきちんと書いてあるのですからね、それは守ってやるべきだということを……
ああいう事件に関連して法務大臣がやっぱり注意しておくべきだと思うから、刑事局長を通じて、気をつけてやってよねと、こう言った。 それから、その後自民党から圧力がかかったなんていう話は聞いておりませんな。
そういう事実は、私、報告を受けていませんね。また、もしそんなことがあっても、いわゆる灰色高官の問題について議長裁定にある義務を法務大臣が怠るなんていうことはあってたまりますか、それは。そんなことをやったら、頭の悪いところへもってきて信用までゼロになっちゃう。
抽象的に言えば、なかなかの男ですから、逆取材ということもある。それだから前にも言っているように、逃げる方も真剣だからねと言っている。団結も固いよと言っている。
あなたからいろいろのことを教わりまして、そんなこともあるかなあ、油断がならないやつだな、しっかりせなけりゃいかぬなと、さすがにあなたは頭脳明晰、鋭い。(笑声)私などはとうていそういうところまで考え及びませんです。まことに不明のいたすところでありますが、今後一生懸命にあらゆる努力を通じて、結果として三木、稻葉なんて者もぐるになってロッキード隠しをやったんだなんていうこと、ゆめゆめ国民にそういう印象を与えないように気をつけてやります。
端的に言って、こういうことが好ましいなんて毛頭思いませんね。だって、検察当局を預かる法務大臣として、検察当局が確信を持って逮捕した者を人格高潔という地元の——逮捕する以上は相当の犯罪の容疑がありとしているのですから、それを預かっている法務大臣として、こういう選挙民のあり方は、人情としてはともかく、りっぱな行動だなんていうことを言ったらおかしなことになりませんか、私の立場は。
金丸長官がどういう演説をされたか、それあなた、述べられましたがね、そうして法務大臣より上手が出てきたなんておっしゃいましたがね、そうしていま言ったような内容のことだと仮に仮定すれば、好ましくないことは当然じゃないでしょうか。ただ、そういうことがいろいろ言われましても、私のロッキード事件の真相解明に関する態度は微動だにもいたしません。
府中刑務所の服役者から刑務所の所長ですか、何か……
課長ですか、そういう人にそういう質問があったと、おれは無銭飲食五千円で懲役だが、田中前総理は五億円の起訴を受けているが裁判になりゃ無罪になるんじゃないかと、こういう質問、無罪放免じゃないかということを問われて返答に困ったというんですね。どうして返答に困るんだろう。今度その課長さんに、ぼくはね、今度そういう質問を受けたら、大丈夫だよと、ちゃんと公平に、裁判所はあるんだからね、大丈夫だよと、しかも法務大臣も稻葉さんだからねと(笑声)こう言って返事してもらうようにしましょう。
演説を、あなたがお読みになったような演説を金丸君がしたと、こういう前提に立てば……
そうなりましょうけれども……