それではどういう法でございましようか。
それではどういう法でございましようか。
それでは私は伺つておきたいのでありますが、先ほどから法務総裁の言われるように、日本の国民はその生活の基本を憲法に置いておる。従つて憲法が為政者によつて曲げられた場合、これを直す方法として、国民がいろいろな形において活動をやり運動をやるということは、私は当然だと思いますが、未然に問題を防遏する根本問題としては、少くとも今日の日本の憲法を政府みずからが守ることであり、そのためには再軍備やその他をやめ、あるいはまた外国軍隊を日本国内に駐留するようなことをなくすべきであり、それからもう一つは、国内における国民の生活の問題をまず根本的に解決することであると思うのであります、これなくしていかなる法律をおつくりになつても、この治安の問題は解決でき
私はいろいろ各委員から質問をされておりますので、そういう点になるべく重複しないでお尋ねしたいと思います。 御承知のように、先ほどからの各委員の質問に対して、大臣がいろいろ言われておるように、わが国の食糧問題の一番根本的な問題は、今日世界の食糧事情を離れては考えられない問題だと思うのであります。少くとも米においては四分の一、麦においては四分の三というものを、輸入食糧によつて補おうとされておる今日の政府の政策の現状から考えまして、この世界の食糧事情を離れた麦の統制撤廃等は考えられない。従つてこういう世界の食糧事情の観点から、国内の食糧の需給とそれに対するところの対策というものが確固として立てられなければならないと私は思うのであります
米の事情は大体おつしやつた通りのような形になつておると思いますが、そういたしますと、米で日本の政府がお考えになつておりますところの大体百万トンに近い米は、私は実は入らないのじやないかと考えるわけです。各国いろいろ詳しいことは言われましたけれども、少くとも米のみにおけるところの百万トンの輸入というものは、私は相当困難性を加えて来るのではないかと思う。実際問題としては、実際期待しておられるだけは入らないのではないか、こういうふうに考えるわけでありますが、この点は一体見通しがあるのかどうか、これをまず伺つておきたい。 それから引続きまして麦類の事情でありますけれども、この事情も先ほど吉川委員が少し触れられたと思いますけれども、たとえば
そこで私は大臣にお伺いしたいのでございますが、今の食糧庁長官の御説明によりますと、米も大体百万トンは確保できる。麦や小麦につきましては、外麦の輸入というものが外貨さえあるならば十分できる、従つてそういう観点からいわゆる国内の麦の統制を撤廃するというように私は受取るわけであります。そこで問題になりますのは、そういう外国食糧の輸入ということがまず重要な前提になつて、それが十分入るという前提のもとにおいてこの麦の統制が撤廃される、大体そういう形に聞かれる。そういたしますと問題になりますのは、国内におきまするところの麦類の生産増強の問題であります。少くとも政府の食糧庁長官がはつきり申されておるように、自由に入るから外貨さえあればいくらも買え
大臣は最も一般的に、少し予算を昨年度より百億ほど増額したからという意味において答えておられるだろうと思いますけれども、しかし自由党が内閣を組織されてからもう三年半になるわけで、従つて三年以前と、現在と比較して見ましたならば、はたして大臣のおつしやるようなことにおいて、問題は解決しているかどうかということは、現実の問題として上つて来ておる。御承知のように、大臣の今おつしやつたような形にほんとうに農村が行つておつて、そうしてそういう保護をしているのだからうまく行つておるとお考えであつたならば、現実の農村はかくまで悲惨ではないと思うのであります。たとえば東北地方におきましては、かつての戰前におけるいわゆる婦女の売買というようなことが現実に
私は最も率直に見た話をしておるわけでございます。それでは具体的に申しますと、東北地方におきますところの、具体的に現われておる、ほんとうに百姓が困つて自分の娘までも売つているというこの現実に対しては、農林大臣は一体どういうようにお考えなのか、これは事案であります。これは私はゆがめて見ていません。
農地に金融担保をつけて、娘を売らないように土地を金融化することによつてこれを防止する、こうおつしやつておられるわけでございますが、そういたしますと、農民が一生懸命働いて、食糧増産をやつて農業をしながら、なぜ借金で土地を抵当に入れなければならないような事態になつているか、このことを一体どう考えているか伺いたい。
もちろん娘を売るような農家は、そう普遍的ではないと思いますけれども、しかし全国において、たとえば農民が最近にありましては農業手形等を利用して、地方の高利貸しやその他において非常に借金をふやしておるという現実、これは一応一般的だと考えられるわけです。しかも農村におけるところの金詰まりの声が、こういう事態として現われている現実から考えまして、やはり農業政策は、大臣は誠心誠意いわゆる農業の保護政策をやつておると言われますけれども、やつておられて、なお追つつかない現実である。この現実に対して、私はもつと根本的な対策を立てる必要があるのではないか、この根本的な対策が欠けておるのではないか。このことについては、一般農政問題との関連において解決し
大臣は、日本の国内的な事情もいろいろ違うので、諸外国と同じような形における農業生産の増大をはかることはできない、あるいはまた科学的な農業を営むにしても、諸外国と必ずしも同一ではないと申されますが、しかし問題の中心は、少くともいわゆる農業を近代化するという積極的な政策がなければならぬと私は思う。少くとも輸入食糧等を入れて、国内産と外国農業との関連のもとに考えましたときには、日本は日本としてやり得る農業でなければならぬと思う。ここでそのことについては、どうも大臣からあまりはつきりおつしやつていただけないので、私は非常に不満でございますが、それはそれといたしまして、そこで私がもう一つ聞いておきたいことがあります。日本は零細農だから困るとか
私は五箇年計画の内容は知悉しておりませんが、少くとも今日国内におけるところのいろいろな点で、まだまだ開拓の余地が十分あるということは、大臣も御承知であろうと思うが、また農林省の統計においても、そのことはわかると思う。そこでこの関連において私が聞いておきたいことは、五箇年間でこれをやると言つておられますが、五箇年間というよりも、その前にもつと積極的に、早急に手をつけて、そうして農村に溢れております次、三男の失業問題と関連して、一挙にこの干拓あるいは開墾等をやるべきではないか、五箇年とか悠長なことを言つておられる場合ではないのではないか。今日農村におけるところの次、三男の現実を見ておりますと、実際問題としてはほんとうに完全なる失業状態で
今山林等のいわゆる開墾でき得るところを開放させる意思はない、こういうふうにおつしやいましたがそれでは開墾等はやれないのじやないかと思うのであります。従つて開放させないで開墾等をやるというのは、一体どういうところをおやりになる考えでありますか。この点私はちよつとわからない。少くとも山林等は開放されなければ、開墾して畑地等にはでき得ないと思うのでございますが、この点は開放させないでどこをどういうふうに開墾されるのでございますか。具体的に承つておきたい。
委員長に言いますが、食糧の自給問題が問題にならないと、これは賛成していいか反対していいかわからない。従つて問題はそこが本質なんだから、その点は誤解のないようにお願いいたします。
ただいま承つておりますと、官有林等には相当ある。これはわかります。これは国有林でございますから、これの開墾はわかりますが、もう一つ大臣は、地主の所有地は地主が開墾するであろうとおつしやいましたが、しかし今日の日本のいわゆる農業生産は、先ほどから堂々めぐりするようになりますけれども、米麦の栽培等におきましても生産費は償われていない。あるいは果実、柑橘類、野菜類の生産をいたしましても、これも価格の面で、大臣のところにすでに何とかしてくれという陳情が参つているということを先ほどからおつしやつているわけです。従つて今日の経済的な状態のもとにおいて、農業生産を今日の資本主義経済から見て、資本主義的な経営が成り立たないということははつきりしてお
それでは委員長のそういうお話もありますので、その点はやめて、次にお伺いいたしたいのは、前の委員からもいろいろ質問があつたのでございますが、大体今度の麦のこういうような形における、いわゆる自由党的な取扱いということは、米価の問題に響いて来るということが問題になつておつたのでございますが、いわゆる政府の方では米の問題は麦とは別だとはつきり言つておられるわけであります。ところが現実は、すでに麦のこういう問題をめぐつて米の問題に非常に関係している事実があるわけであります。それは御承知のように、私は先般質問を多少出しておいたのでございますが、たとえば三月一日からいわゆる農村におきますところの不完全保有農家に対する米食率の切下げを、政府は各府県
従来は全国平均して三合五勺のうちの八割が米で保有されていたと思う。これはあなたの方の統計に出ておるのです。そういたしますと、三合五勺の八割と申しますと二合八勺、全国平均いたしましたならば、少くとも二合八勺というものが米で保有を認められておつた。このことははつきりしておると思うのです。そうするとそれを二合三勺にされたならば五勺というものは切下げられておる。結局におきましては、今度は不完全農家の保有が切れましたときに、配給を受けます日をそれだけ切下げられますならば、それだけ米が少くなる。しかも主食としてとおつしやるのでありますが、主食としての麦ははずすことになるのであります。はずれることになりました場合には、これはどういうふうにいたすの
今おつしやつたのは、これは転落農家が転落いたしました後の米の配給を受ける量でありまして、一般消費者並で文句を言つておるわけではないのであります。しかしそこまでの不完全に保有している間これが切下げられておる。従つて配給日が延ばされておる。ここに問題があるわけです。私の聞かんとするところは、政府は少くとも米は心配はないと言つておられて、そうしてしかもこういう不完全農家といいましよか、何といいましようか、いわゆる貧農に属する人の米食率を切下げられるところに問題がある。一般消費者並の配給量は当然でありましようけれども、配給される前にすでに保有量を切下げられますならば、たとえば八月から配給を受けられるとしましても、この率によりますと十月からし
大臣にお伺いいたしたいのですが、今度の改正法律案の第二條にこういうことが書いてある。「本法ニ於テ主要食糧トハ米穀、大麦、裸麦、小麦其ノ他政令ヲ以テ定ムル食糧ヲ謂フ」少くともあとの方のいわゆる買上げの方でははずしておられるのでございますが、今新しく出されようという改正法律案の第二條ではこういうふうにうたつておられるのですが、これも私は不可分論の現われだと思う。政府みずからが法律でこう出しておられるのですが、この点大臣はどういうふうにお考えになりますか。
そういうふうになつて参りますと、どうも私は政府の考え方がわからなくなつて来たのです。というのは、たとえば不完全農家の保有の問題については不可分論であつて、そうして一般の問題については出してからはどうも違うのだ、いろいろ言われておりますが、結局これは、先ほどから各委員も心配して質問しておりますように、結局麦の問題がこういうような形でいわゆる完全な——もちろんこれは自由販売ではございません。少くとも国家資本によつて輸入食糧の四分の三を握つて、そうしてその四分の一の国内産麦を統制しようといういわゆる価格統制の方式でございます。これははつきりしておる、この点は大臣はお認めになると思う。従つてそういう形でこの法案を出してはおられますが、結局先
私は、今日は大臣に対する質問はこれで打切ります。食糖庁長官に対する質問はあすに延ばしまして、本日はこの程度にいたします。