そういたしますと、直接には入らないけれども、いわゆる三十億の糸価安定の特別会計に入れるということになりますと、結局その特別会計の名前の示す通り、それは糸価安定でありまして、繭価の問題については入らないということになるわけでありますが、そうなりますと、少し矛盾するのではないかと思う。というのは先ほど申しましたように、これはくどくしませんが、戦争中に一応統制で押つけて繭を買上げた。それだから統制会社等が安い繭を買つて、わずかですが、一億余の利潤を受けた。結局この利潤を生み出したのは養蚕家の繭を安く買つたところに原因があると私は思う。ところが今度国庫へ入れて、糸価安定特別会計の方へ入れるといいますが、しかしあれは糸価安定の特別会計でありま
