この問題に入る前提として、この間岡崎官房長官が梨木君に、大体この講和の調印に対しては軍事協定の問題もともに調印するのだという意見がありましたが、本日の政府の声明等を見ますと、それと違つたようなことが出ておりますので、その内容を聞くために官房長官の出席を求めてあります。
この問題に入る前提として、この間岡崎官房長官が梨木君に、大体この講和の調印に対しては軍事協定の問題もともに調印するのだという意見がありましたが、本日の政府の声明等を見ますと、それと違つたようなことが出ておりますので、その内容を聞くために官房長官の出席を求めてあります。
それでは議長さんがおいでになつておりますから、議長さんに伺つておきたいことが一つあります。
そうです。—先般の岡崎官房長官の言葉では、先ほど申し上げたように、軍事協定もともに調印して来るのだということをはつきり答弁されております。そういたしますと、それは日本の新しい憲法によるところの戦争放棄の条項とあわせ考えまして、そういう全権を派遣するということ自体、私は憲法に違反するのじやないかと考える。従つて憲法に違反するようなこの政府の提案を、議長が受付けられた事情を聞きたいのです。これは憲法に違反する問題でも、政府が提案したら議会は受付けるのかどうか、この点を伺いたい。
それでよろしゆうございます。
私の方は反対です。
私の方は反対です。
そうです。
反対。
反対です。
反対です。
官房長官にお伺いいたしたいのでありますが、今度の講和全権委員が向うで調印するのは、講和条約並びにいわゆる日米安全保障協定にも調印するということで、先般の梨木君の質問に対して明瞭にお答えになつたのであります。しかるに本日の新聞を見ますと、何かそれが変更いたしたようなことを言われておるのでありますが、やはり今度の全権委員が調印するのは双方に調印するのであるかどうか、この点をもう一ぺん確かめておきたいと思います。
先ほどの官房長官の説明によると、国会で承認されますれば、国会議員の全権は従つて日米安全保障協定にも調印する権限はあるとはつきり言われた。しかしその者の欲するところによつてしてもいいし、しないでもいいのだということでありましたが、それでは国会において承認する議員の中で、どの議員に両方に調印する権限を政府は与えられることを国会に承認を求められるのか。どの議員にどれだけ権限を与えられるのか。
従つてこの全権は、承認したならば双方に調印する権限があるということがはつきりしておるかどうか。
私の方は、講和全権委員を派遣すること自体が反対ですから、反対です。
共産党は反対。
反対討論だけはお許し願いたい。 〔「必要なし」と呼ぶ者あり〕
この問題は、先ほど官房長官にもただしましたけれども、実はこれ以外にいろいろな点についてはつきりしない点もありますし、またわが党はこれを上程すること自体にも反対でありますから、この点を明らかにしたいと思いますので、ぜひ質疑並びに反対討論を許していただきたいと思います。
私の方も、大体質問者は現在風早八十二君ということで、もちろん時間を引延ばすというような考えじやなくやるようにまとめておるわけですが、あまりこつちのかつてな希望を申し上げてもどうかと思いますので、少くとも三十分はいただきたい。
私の方は、先ほど政府と梨木君との質問応答でも明らかにされましたように、今度の全権問題につきましては、これが憲法上にも問題が残るようなものであるのであります。従つて先ほど委員長も、そういう問題は当該委員会において十分明らかにすべきであると委員長みずから言われる通り、こういう問題は当該委員会、たとえば外務委員会等において明らかにして、それが憲法違反かどうかという問題、あるいはそれだけの全権を與えるかどうかという問題、またその内容にいたしましても、十分われわれは検討をする必要があると思うのであります。前の運営委員会におきましても、岡崎官房長官はその経緯と、それに伴う内容も具体的に明らかにしたいということを当委員会において言明されております
石田君の意見に関連するのですが、内容がはつきりしない。たとえば最初のページの終りの方に「日本民族独立のため」と書いてありますが、今度の講和会議の内容がはたして日本民族が独立するような内容かどうか。たとえばその内容が、日本民族の独立になるような内容であるならば私どもは異議はない。しかしそういう内容でないかもしれない。独立するような内容かどうかわからぬものを……。