政府関係の金融機関が、中小企業金融公庫、それから開発公庫、両方からということで紛淆するから、一方にまとめる方がいい、これは一応理屈が立つようでありますが、現実問題としては、開発銀行なり長期信用銀行なり、また大きな都市銀行なり、また地方銀行も、安全なので大企業の方にとかく貸し付けようとする、こういう状況なんです。しかるに日本は中小企業が圧倒的に多いのであり、また非常に資金の需要が大きい。年に何千億くらいもふえていくわけなんです。それに対して中小企業金融公庫は一年に百数十億程度の貸し出しにすぎない。しかも、これは全国を潤さなければならないので、特に北海道、東北のような経済後進性の強い、そうして企業の基盤が薄弱なところは、とかくやはり中小
