さようでございます。初めからそういうふうに予定せられていたようであります。
さようでございます。初めからそういうふうに予定せられていたようであります。
日野原君に私初めて会いましたのは、昭和二十年の秋ごろであります。私興業銀行の理事をいたしておりましたときに、当時興業銀行の企画室長をいたしておりました二宮君の部屋に私用事があつて参りました。ところが二宮君のところにはすでに二人ばかり客が見えて話をしておつたので、すぐ私引返そうとしたのでありますが、その席で二宮君から紹介されました。それが日野原君で、もう一人はだれだつたか記憶いたしません。その後二十一年の二月末か三月の初めごろだつたと思いますが、私の友人と一緒に晝飯を一回二、三人で食べたことがあります。その席へ日野原君が見えておりました。一時間か一時間半そこで同席したわけであります。昨年まではそれ以上のつき合いはありませんでした。
そうだと思います。
さようでございます。
別に、だだ友人の日野原君だという、紹介だけでありました。
それは全然私知らないのです。私の友人の、やはり興銀に前おつたことのあります大川忠一郎という人と、晝飯を一緒にしないかということで、そこへ行つてみたら日野原君が見えておつたというだけであります。別にそのときは日野原君と大した話をした記憶もありません。私と大川君、もう一人だれかいたと思いますが、ちよつと正確に記憶しておりません。われわれの話をそばで聞いておつたというだけであります。
大川君が誘つたのだろうと思いますが、別に氣にもとめていなかつたので、それ以上何も当時聞きませんでした。
別に取立ててこれという話は何もありません。私ちようど興業銀行を退職したいと思つておつたころでありましたので、そういつた氣持の話をそこでしたと思います。
存じません。お名前を昨年ごろからときどき新聞紙上等で見るだけで、御本人に会つたことは一度もございません。
第一條に、持株会社に指定せられた会社からは有價証券その他の財産を譲り受ける。またそれを管理処分するということで、持株会社の整理をするということに相なつております。しかし財産等だけでなく、有價証券を讓り受け、「之を管理及処分する等に依り」となつております。それが主たることでありますが、その他持株会社の整理を促進することに必要なことは何でもやれるような建前になつております。大体おもにやつておりますることは、有價証券は全部譲り受けてこれを管理処分しておるわけであります。それからその間は持つておりまする有價証券の議決権を行使する。また委任されておる議決権がございまするが、その委任されている議決権が持株会社に関するものであればやはりこの議決権
持株会社の総会の議案は、事前に必ず委員会の承認を要することになつております。役員の就退任等総会にかかるものは、事前に必ず委員会の承認をとつていただくというふうにいたしております。
原則ときめられているわけでありませんが、実際の運用として、そういうふうに運用するようにいたしております。
任免の免の方では、会社で案を持つて來られた場合には、この方は不適格だと思うという御注意はすることがしばしばあります。それから任の方でありますが、こういう人を役員にしなさいということは、できるだけ容喙しないように、運用としてやつて來ておるわけであります。
そうでございます。
その方針でやつて参りました。
昭和電工の場合が唯一の例であります。ほかにはありません。
司令部の要請に基いたわけであります。
その点はもうちよつと順序を追つてこまかに申し上げた方が、よく御了解が願えるのではないかと思いますが……。
それでは順序としまして、その前提の森さんが御退任になつていただいたことから申し上げます。 昨年の一、二月ごろ、ことに二月に入つてからだつたと思いまするが、司令部の私たちの監督者は、反トラスト・カルテル部でありますが、そこの担当者で、私どもの委員会のオブザーバーであるバークレー・ヘンダーソン氏、それから同じ反トラスト・カルテル部でサーベランス・プランチというのが当時ございましたが、その主任者のメイジヤー・ザイビユラ氏、おもにこの二人の方を中心として、森さんの御退任を希望するような話が起つておつたのであります。それはその前年十一月の第二次指定で昭和電工が持株会社に指定せられましたし、森さんが一月四日の公職追放令で追放にかかられること
当時委員会の中にもオブザーヴアーの部屋を用意してありました。よくそこへ見えましたが、私の方の委員会の事務室が手狭なので、司令部の方へは委員会の方から毎日午前午後にわたつて、日常の事務の連絡に司令部の方へ出かけております。ヘンダーソン氏、ザイビユラ氏、これは毎日折衝があつたわけでありまするが、向うが委員会に見えられることよりも、委員会の方から渉外関係の者が司令部へ出かけるというのが普通の状態であります。