私は、連合参議院を代表して、ただいま議題となりました平成三年度予算三案に反対の討論を行います。 まず、海部内閣は、内外の政治課題への対処方針と実行が欠如しております。 世界が注目した湾岸戦争で、多国籍軍への全面支持を訴えるだけで、戦争に伴う環境破壊や、飢えや病気に苦しむ戦争被害国の民衆への戦後援助が十分ではありません。 国内的には政治改革や、これからの高齢化社会に向かって、国民が安心して暮らすことができる見通しが立たないなど、山積する課題は何一つ解決のめどが見えません。こうした政府の姿勢を批判し、以下、順次反対理由を述べます。 反対理由の第一は、九十億ドルの戦費調達のために六千五百二十億円もの増税が盛り込まれているこ
