今まである特定国——あるいはまだ北朝鮮は国として認めていないというような御観念かもしれませんが、ある一定の、特定の地域とは一切取引まかりならぬというようなことを、今までほかの地域でやられたことがありましょうか、どうでしょうか。
今まである特定国——あるいはまだ北朝鮮は国として認めていないというような御観念かもしれませんが、ある一定の、特定の地域とは一切取引まかりならぬというようなことを、今までほかの地域でやられたことがありましょうか、どうでしょうか。
先ほどから申し上げましたように、かつて火力発電設備の購入希望の申し込みがあり、あるいはのどから手が出るほどのうまい話の石炭購入の交渉もあり、鉄鉱石なんかは現にいわゆる香港産に化けて入ってきておる。それを、門司の沖を通りながら、ただ香港まで一枚の紙切れをもらいに行ってくる。莫大なドルを使ってそういうことをやってくる。大きなものではそんなものでありますが、これは戦前の例をお調べになればわかりますけれども、北朝鮮からはほしいものが相当にあります。南朝鮮のノリと米だけというようなわけのものでないのであります。北朝鮮こそは一番近いところでどうしてもほしいものが多数にあります。小さいものから言いますれば、山口県の萩の夏ミカンなんかでもずいぶん出
それは軍事資材に限られておるものであって、軍事資材以外のものには及ばないと解釈して差しつかえないでしょうか。
では、大体国際的条約その他の打ち合わせという方面にも差しつかえない、かように確認をいたしてよろしいと思うのでありますが、そのほかに——もちろん北朝鮮とはそういう状況でありますから、ほとんど一切の話し合いのきっかけというものは作っておられない。たしか北朝鮮からは平等互恵の原則に基づいて日本と友好な取引がしたいという態度を表明しておると思うのでありますが、そういうような北朝鮮との関係において、北朝鮮がどういう態度をとっておるか、あるいはどういう申し込みをしておるかということについての事情を承りたいと思います。
北朝鮮との間に漁業の協定あるいは海難救助、避難に関する協定、あるいは郵便の協定——通商は差しつかえがあるかのようでありますが、そういう話し合いを、個々の懸案を交渉開始することについて何かそうしてはならない支障がありましょうか。
外務大臣にお聞きいたしますが、いろいろ従来のいきさつはあったようでありますが、韓国との問題においては小坂さんはまことに熱心であるようでありますが、一面、北朝鮮の問題は全くどうも頭にないようにお見受けするのであります。いかがでありましょうか、北朝鮮と何か積極的に一つ話し合いを始めてみようかというお心持までは動かないものでありましょうかどうか、お伺いしたいと思います。
はしなくも国連の決議なり日韓会談の話が出て参りましたが、池田総理の去る十二日の本会議の山本幸一議員の質問に対する御答弁におきましても、あるいは従来小坂外務大臣の御答弁におきましても、この四八年の国連決議がしばしば出ておるのでありますが、この解釈は、少しく私はまだはっきりしないところが残っておるんじゃないかという気がいたすのであります。私は日本語のものしか読んでいないのでありますが、小坂さんの解釈は、少し拡大解釈をしておるんじゃないかという疑念があるのであります。すなわち、これは選挙の行なわれたその地域において一つの合法的な政府ができたのであって、これが全朝鮮の合法的な政府だということにならない。これは小坂外務大臣も誤解はしておられな
私の質問の線をちょっとはずして巧妙に言われたのでありますが、北朝鮮における政府が国連によって合法的とは認められていない、こういう意味でありますか。
やや明解になりました。つまり北朝鮮の政府を非合法ときめつけているわけでない。反面から消極的に解しましてさように解せられると思います。私の疑問とするところは大体において了解をいたしました。それであればますます、先ほどから問題にしております北朝鮮との貿易、せめて直接輸入といいますか、業界ではどういう言葉を使っておりますか知りませんが、これは決済は香港でもよろしいと、ドルを使って紙切れ一枚取りに香港に行ってくるというばかなことはやめるということを妨げる何ものもないと思うのであります。どうぞ一つ小坂外交におきまして、このことは国のために有利な打開をぜひともすみやかにやってのけていただきたいことを要望いたしまして、問題を南の方に移します。
話はだんだん南へ入って参りますが、外務大臣は九月に韓国に飛んで行かれましたが、その使命なり意味なりがはっきりしない。総理大臣の書信でも持って行かれたのならば、その書信によってはっきりするのではないかと思うのであります。ああいう場合、大体慣例として、総理大臣の書信くらいは持って行かれるのが慣例ではないかと思うのでありますが、書信を持って行かれましたかどうか。韓国の元首に対して持って行かれたかどうか、並びに一体いかなる使命目的をもって行かれたのであるか。もう御表明になっておるかもしれぬと思いますが、私は聞いていないので、もし重複したら恐縮でありますが、一応御答弁を願います。
書信は。
総理大臣の書信を持っていかれたかどうか。手紙を……。
韓国の国会においては、具体的には九月九日、九月十日に及んでおるのでありますが、韓国の民議院の本会議におきまして、小坂外務大臣の韓国訪問のことが取り上げられまして、いろいろその使命について質問を受けた際、張勉はこれに答弁して、あれは謝罪に来たんだという答弁をしておるのでありますが、一体そういう意味のものがあったかどうか。お言葉によれば、そういうものではなかったようでありますが、一応この韓国民議院における問答と対比いたしまして少しく違うようでありますから、はっきりしていただきたいと思います。
まあこの問題はデリケートでありますから、これくらいにいたしておきまして、たしか過去において韓国に対し請求権を放棄するということを日本側として言うたことがあると思います。これは一体いわゆる韓国に関するだけのことでありましょうか、あるいは朝鮮全地域にわたっての意味を含んでおるのでありましょうか、御説明をお願いしたいと思います。
私らも朝鮮との間に現在のような冷たい風が吹いておるということを非常に嘆かわしく思っております。一日も早くあらゆることが、あたたかく朝鮮海峡に暖流が流れ込むことを希望しておるのでありまして、いろいろな懸案、たとえば李承晩ラインのごとき問題が早く解決せられるということは、切望にたえない気持でおるのであります。しかるに仄聞すれば、そういう目前の現実的問題、いわゆる懸案の解決はたな上げにして、まず国交を回復するということに直進せられる方針で、日韓会談が本会議に切りかえられようという情報を承るのでありますが、真相はいかがでありましょうか、お伺いいたしたいと思います。
情勢の判断、問題の難易の判断などからいたしまして、また根本的には韓国政府のみがあの地域における合法政府であるという国連決議がいつも政府の頭の中にあることがバックをいたしまして、懸案解決はたな上げで国交回復をまずやろうという結果に進んでいきはしないかということが想像せられて、一部私らは不安を感じておるのであります。わが国の目標は朝鮮全土を相手としての親善ということ、これは朝鮮民族が二つに分かれておる悲劇を隣組の者として見ておれないという人道的な問題もありますが、利害関係から申しましても、私どもは一日も早く朝鮮が統一せられ、それと親善関係が結ばれるようにということが方針の大本でなくてはならぬというふうに考えます。でありますから、あくまで
ぜひそういうお心がまえがあってほしいと思います。のみならず李承晩ラインなるものが不法なものであるという態度を従来政府もとっておられた。また竹島が韓国によって占領せられておることが不法なものであるという態度も従来政府がとっておられた態度であると思うのです。その態度は依然として池田内閣においても持続せられておることはもちろんであると解釈をいたしておるのであります。さようなほとんど基本的な重大な国権に対する侵害が行われておるということ、それをのみ込んだ形において一体国交回復ということがどういうことに相なるか、私はまことに不安であります。これはあるいは悪く解釈しますれば、そういう不法を容認したというようなことになりはしないか、そういうところ
会談の内容にはもちろん国籍問題があることはほとんど公然の事実でありますが、これに対する基本的なお考えとして、わが方の主張と言いましょうか、どういう態度でやっておられるか。たとえば非常に懸念せられることは、韓国と国交回復ができましたならば、在日朝鮮人の国籍がすべて韓国籍になるものだという解釈もあるいは成り立たないとも限りません。そういう扱いからいたしまして、たとえば具体的な問題としましては、北朝鮮への帰還問題がそれで打ち切られるというような効果もそこから出ないとも限らないし、交渉する内容についてどういう押し問答があったかというようなことは、交渉過程でありますから、ここでお聞きするのはやぼだと思いますので聞きませんが、わが方の態度、わが
国籍を選ぶことの自由と申しますか、自由と言っては少し語弊がありますが、いずれの国籍に属するかということは人権問題でもあります。国際慣例からいいましても、あるいは国連憲章からいいましても、本人の希望に反する処置をとるには重大な法的基礎が要ると思います。いやしくも御承知のような情勢のもとにおきまして、本人の希望に反する強制的な国籍に関する処置が行なわれないようにということを念頭に置いてやっていただかなければならない、かように要望いたしまして質問を終わることにいたします。 ————◇—————
皆様のお許しを得まして、委員長に対して代表して一言あいさつを申し上げたいと思います。 このたび堀内委員長には、重責をになわれましてわれわれの委員会の委員長として御職務を尽くされることに相なりました。まことにおめでたいことでございまして、まずお祝詞を申し上げます。 今や世界はまことに狭く相なりまして、国内のいろいろな問題すら、国際情勢の中においてこれを理解しなくてはならないというような情勢であると思います。従って、われわれの委員会の任務は非常に重いものと相なると思います。従って、われわれ委員はよくその意味を理解いたしまして、その重大な職責を完全に尽くしたいと思います。委員長におかれましては、この委員会の声価を発揮いたしまするよ