ここのところにあるのが問題のところでありまして、鉄建公団の東京新幹線建設局工事第二課長の金子忠良さんという人がこう言っているのですね。この路線の変更は絶対にできないんだ、こう曲がらなければいけないのだ。なぜかというと、ここは自衛隊がいるんだ。いいですか。そうして大工場もあるのだ。こういうふうに自衛隊の基地と大工場がここにずっとあります。 〔発言する者あり〕
ここのところにあるのが問題のところでありまして、鉄建公団の東京新幹線建設局工事第二課長の金子忠良さんという人がこう言っているのですね。この路線の変更は絶対にできないんだ、こう曲がらなければいけないのだ。なぜかというと、ここは自衛隊がいるんだ。いいですか。そうして大工場もあるのだ。こういうふうに自衛隊の基地と大工場がここにずっとあります。 〔発言する者あり〕
ここが秩父セメント、それから日立金属、日産、日本鋼管、こういう大工場がありまして、わざわざそこを避けるためにここは敬意を表して左に曲がったということになっているわけです。このことを鉄建公団の第二課長が、そういうことでこれは絶対にそういうふうにカーブにせざるを得ないということを言っているのですね。ですから、これは住民に対しての挑戦であって、技術的にどうだこうだというものじゃない、やっぱり政治問題、大工場や基地に対してはこれを避けて、そうして住民の中に飛び込んでくる。これは鉄建公団の路線決定ですね。こういうことは住民が著しく憤激していることでありますけれども、これを変更することはできませんか。
やはり自衛隊それから大工場のところ、本来はそこを通っていくのが一番経済的じゃないですか。
基地とそれから大工場を通る。そこが住民にとっては一番犠牲の少ないところであり、わざわざ大きく回ってそして依然として三ケ尻その他この辺の住宅あるいは住民に対して大きな迷惑をかけている。だからはっきりとそういう点で新幹線は住民の意見というものを十分に考えないで、大企業中心です。また自衛隊やそういうものを中心にして考えられている。大企業及び軍事優先、そういうことで住民を犠牲にしてそういうことをやっているということは、絶対にわれわれ国民の立場からは反対だ、こういう非民主的なやり方はわれわれは許せないというふうに考えるわけです。これについては、こういう新幹線が桜木団地のまん中に飛び込んでいく、それからここでは曲がって住民の中に飛び込んでくると
そうすると、その前に公聴会を開くとか、あるいは自治体と折衝するとか、そういうことは事前にやらないのですか。
きまってからそういうことを相談するということになるのですか。路線その他すべてきまってから地元の住民、あるいは自治体と相談する、こういうことになるのですか。
それでは、これと一応続きますけれども、鉄建公団の総裁についてはこれで質問のほうは終わります。 赤字問題の第三番目の問題についてお尋ねいたします。 国鉄赤字の大きな問題として利子問題があります。この点はみんなだれでもが注目していることでありますけれども、この利子負担が財政悪化の大きな要因であるということは大臣も認めると思いますが、どうですか。——これはあとでおっしゃっていただきまして、いままでに国鉄側からもこの利子問題について子利子の直接補給をしてもらいたいということをだいぶ折衝された経過もお話ありましたし、今度は孫利子という発明が行なわれて、今度の予算に出てくるわけでありますけれども、この利子とは何ぞや、国鉄における利子、一
つまり利子としての支払いをされるものは本来利子として支払われなければ当然のことながら国鉄の収益として、国鉄の内部蓄積というか国鉄自身の収益としてとどまるものであるということですね。その点は間違いないでしょう。
ところで昭和三十二年からずっと第一次計画、第二次計画が始まったわけですけれども、ことしの三月までに国鉄における利子支払いが、累計で幾らになっておりますか。
四十七年までです。
算術計算だからすぐできるでしょう。できますね。
実に天文学的数字であります。たいへんなものですが、ところで今度は同じ期間における累積赤字はどのくらいですか。
だから、そういう点からいっても利子というものは赤字よりももっと多い、二倍にもなるという内容を持っております。でありますから、利子つきのいわゆる借金で国鉄が建設をするということがなければ、国が一般会計から金を出して国の利子のつかない金でやれば、そういう利払いをする必要のない国の金でもし建設をしてきていたとすれば、これらの赤字というものは本来出なかったものであるというふうに考えていいんですか、どうですか。
だからこの点からいって、国鉄の赤字が人件費によるものであるかのように宣伝する人たちがおりますけれども、実際には国鉄の労働者はりっぱに働いてりっぱに収益というものをかせぎ出しているわけですね。しかし、そのかせいだ収益を実際は利子という形で外へ持ち出してしまうというからくり、国鉄財政の特異な体質がここに出てきていると思うのです。そうしてかせいだところのばく大な利潤というものを利子という形に転化させる、ほんとうは国鉄労働者、職員たちみんながかせぎ出したところのばく大な利潤を利子という形で抜き出していくというこのからくり、これで四苦八苦しているのが国鉄の現状じゃないかと私は思うのです。しかもそれに一そう拍車をかけているのは、先ほどから言いま
そういうことを聞いたんじゃないのです。その前のことを聞いておるのです。 それでもう一つとあわせて大臣に答えてもらいますが、昭和四十四年九月十二日に、この意見書に基づいて「日本国有鉄道の財政の再建に関する基本方針」ということを閣議決定して、その中でこう言っています。「再建期間中に日本国有鉄道が行なう設備投資の規模は、おおむね三兆七千億円を限度」とするということを明記しております。このことについても大臣、間違いありませんか。
それは全然私の質問に答えていないのですけれども、つまりいまのような財政悪化のもとでは五千億円をこえる財政投資というものは危険でもあり、実際上できないということをここでは言っているのです。そういうことをきめていることをあなた方は知っているか、認めるか。
それで今度は十兆五千億ですから、前にお聞きしたところの三兆七千億というもののほぼ三倍ですね。あのときに、そこが限度だといったのに対して約三倍近い額になります。三倍弱です。それで問題は、推進会議がなぜこの年間五千億の投資が不可能であり、三千七百億が限度であるといったのか。なぜそういったのかということについてちょっとお聞きしたいと思います。
だから、なぜ三千七百億限度であるといったかといえば、ここではこういっております。「最近における国鉄の設備投資量の増大が、資本経費の増嵩をもたらして、財政悪化の一つの原因をなしてきている点にかんがみれば、財政再建期間中における国鉄の投資量については、極めて慎重な配慮を要することはいうまでもない。」というふうにいっております。でありますから、いっていることは、設備投資、設備投資というふうにこれを増大させていくことが結局資本経費をどんどん大きくしまして、利子及び減価償却費を大きくするために限度だということをいっているわけです。ですから、いまの国鉄のやり方はやはりそこに根本的な問題がある。いままでの当委員会で、利子を何とかせめて三分だけにし
だから、国鉄の赤字の原因はそういうように国鉄に対して政府がほとんど金を出さなかった、そしておまえたちでやれ、国民からお金をもらいなさい、そして借金をしなさいということでやってきたということから今日の国鉄財政悪化の根本問題が出てきている。こそくな手段ではこれはできないということなんです。 そういう点からいえば、そういう借金の金でやってきたために、われわれの前には巨大な国鉄だと思いますし、もう骨格ができておりますが、財政的に見ると病気なんですね。かせげばかせぐほど出血する病気で、巨人になればなるほど出血していく妙な病気になっておる。そして借金によってつくられたところの巨大な骨格が、かせげばかせぐほど出血していく、利子として流れていく
質問をもう少し続けてまいります。 いま大臣が言ったわけですけれども、結局巨大な設備投資を実行して、そして、これが赤字をなくすような体制になるのだと言っているわけですけれども、これはたいへんなことで、国民が大迷惑をするような計画になっているのですね。その具体的な実例を申しましょう。たとえば新幹線とそれから大企業の貨物輸送力増強ということに力点を置いて四兆八千億、三兆五千億ですか、そういうものを根幹とした計画をするということになるわけですね。その場合に、いまわれわれがたくさんいただいている地方からの陳情や訴えを見ますと、駅がたくさんつぶされる、貨物駅がつぶされる、無人化駅にされるという、そういう苦情や訴えがたくさん出てきております。