最初に、いままでの交通事故が四十五年をピークとしてずっと下がって、一応死者一万一千四百三十二人、負傷者が六十五万人台というふうに下がってきた。しかし、これは一方では石油ショックによって走行キロ数が減じているということを念頭に入れて考えますと、交通戦争と言われる大変な災害が依然として続いているということを示していると思うのです。そういうことで、これに対して真剣にあらゆる努力をするということはやはり非常に重要な問題だと思います。 この点について、根本的な原因は、急激なモータリゼーションと、それからこれに対応する、生活圏を主として通る道路が非常に欠陥道路であった。いままで歩道が余りつくられておらなかった、そのために子供や老人たちの死傷
