戦時補償その他に関係はもちろんありません。私は現在の日本の置かれておる地位と、敗戦後の狭い日本で一億の人間が文化生活ができるようにするためには、どうしても海運を強化する以外に方法がないという観念のもとに立ちまして、ただいま加藤委員のおっしゃられたように、海運によって外貨をかせいで生活に必要な輸入の資源にしていきたい、こういうように考える大きな国家的見地からこれをやっていきたい。今のような状態にあったのではそういうことは望んで得られない。そうすれば一億の人間がこの狭い国の中でひしめき合って、文化生活はおろか、生存すらだんだん困難になるような危機が感ぜられるので、今にしてこれをやっておかなければいかぬというかたい決意のもとに、国としては
