もう一つお伺いしておきたいのですが、車両の性能がよくなつたということは、確かに理由は幾つもあると思うんですね。性能がよくなったということは、いわゆる外見上のていさいだとか、それから車そのものの、たとえば電車の場合に、運転の操作というものが非常にやりやすくなった、あらゆる部門がすべて自動的にやれる、こういうような面もあろうと思うのですが、この性能がよくなったということと車両事故というものとは、私はなかなか同一視することはできないと思うのです。たとえば、電気の回路というものはよほど精密にやっておっても、これはなかなかむずかしいものでして、いわゆる電気が何かの接触不十分というようなことがあっても、これは操作の中でわからない場合もあるわけで
