軍公の利拂停止が外資導入の問題と非常に密接な関係があるように、植原君の御意見を拜聽したのでありますが、私どもの見るところでは、軍事公債の利拂を一年延ばしたという問題が、外國の日本に対する信用を傷つけたという事実は、まだ一つも耳にしておりません。今日までも、われわれの得た情報によれば、軍公の利拂を延ばしたから日本の財界に対する信用がなくなつたというのならば、ニューヨークやロンドンの日本の公社債の値段もたちまち影響を受けるわけですが、それは何も影響はありません。また、アメリカの議会に関する限り、軍公の利拂を延期したということによつて、日本の將來の経済的援助の上に変更があつたとも考えられない。また現に今日民間においてアメリカ資本導入のため
