実質が同じであるから、三党協定によつて、利拂は延期したわけであります。
実質が同じであるから、三党協定によつて、利拂は延期したわけであります。
この法律をつくりました政府の意図は、この問題は今年きりで処分をしたいという見透しのもとにつくつたものであります。明年の予算を編成する際には、日本の生産の今日の指数が継続されて、そうしてインフレーシヨンの克服もある程度成功を收め、また終戰処理費その他においてもある程度の減額は予想し得るのであります。明年度の予算は今年度の予算よりも、もう少し樂な予算が組めるものと期待しているわけであります。
お答えいたします。それは法文の中に書いてある通りの協定でありまして、それ以上には何も協定はありません。
高瀬君は少し誤解をしておられると思うのです。御承知の通り行政事務と國会事務とは車の両輪であります。國会が開会中といえども、行政事務を怠るわけにいかない。大臣が常に國会に出席し、所管局長がそれぞれその事務について國会に出るとすれば、だれかその官廳に居残つて、行政事務を掌る責任者が必要であることはよく御承知のことであると思います。しかるに大臣も、事務次官も政府次官も、局長も、あげて國会に來ておつては、政府の行政事務というものがいきおい澁滯のおそれがあるというので、これはすでに数年來の慣例として、事務次官は政府委員に任命しないというのが歴代内閣の方針としてとり來つたものであります。この政府においても何も変つたことはありません。そういう意味
今日の日本経済再建のためには、直接重要なる石炭、肥料、鉄等の生産事業ばかりでなしに、輸送力の回復がきわめて重要な要素であるということは、繰返して政府が声明をしておる通りであります。國鉄の日本経済再建に寄與すべき役割がきわめて重大であるということは、高瀬君の御説の通りであります。しからば國鉄の運営は根本の問題としてどう考えるかという点でありますが、御承知の通り世界の國々を見渡して、國有鉄道をもつておるという國はきわめて少いのであります。それらの國においては、むろん独立採算制でなければ鉄道会社はつぶれてしまうのですから、徹底した独立採算制をもつて運用しておるということは高瀬君がよく御承知の通りであります。從つてわが國においても、西園寺内
高瀬君は鉄道の專門家でありまして、おそらくそういう点は特に御了解くださつておることと思うのでありますが、重要産業に対する價格差補給金は政府の予算から出す。鉄道用の石炭は政府の予算から買うのであります。この炭價を下げて、補給金を政府が出すことと、政府が高い石炭を買うこととは、結局政府のふところ勘定では出ず入らずであつて、ただ名前が違うだけです。そのことは高瀬君よく御承知のことだと思います。
大体鉄道を利用するとか、郵便、電信を利用する人は、これを利用する人が、その受くべき利益に比例して費用を負担することが原則であつて、汽車に乘るたびごとに一般國民が汽車賃の何がしかを負担するという考え方は、必ずしも健全な行き方でない。しかしかように生活上非常に困窮している國民に対しては、おのずから別途の方法によつて生活に援護を與えるべきである。汽車に乘る人に対して、國民がみな税金でこれを負担していくというような考え方は、決して健全な行き方でないと考えております。これは高瀬君も御承知のことと思います。
これも高瀬君重々御承知のことで、それだから定期券が非常に安くなつている。ほとんど費用の八〇%以上を負担して、定期券の値段を安くしているのであります。理想から言えば、そういう方には無賃乘車券を出すのが、一番高瀬君の論に合うかもしれませんが、そこまで國民に負担をさせるのはどうかと思いまして、特に定期券を安くしているのであります。
今高瀬君のお話の点は、政府においてもしばしば考えたのであります。事業公債によつて新規事業を起すということは、必ずしも赤字公債ではない、從つてどの程度に事業公債を発行し得るかという問題についても相当考慮をしたのでありますが、御承知の通り現在の國鉄の会計をもつてしては、これが事業公債であろうとも、利益をもつてその公債の利子を支弁するだけの見透しがつかない。それは一般会計に数十億という負担をかけておることをごらんになつてもわかるが、公債の利拂さえもできないという公債が、ほんとうの意味における事業公債であるかどうかということになると、これは実質的に見てよほど考えてかからなければならぬといつたような諸般の考慮から、公債に依存する政策をやめたわ
行政整理の大綱は本会議においても、しばしば私からお答えをした通りでありまして、現在最も問題となつておる出先機関の廃止のごときも、政府の第一次整理案をつくつて目下必要な方面と話合い中でありますが、おそらく來週中には具体的に発表し得ることと期待しております。そういう意味に意思表示を受取つておりますから、おそらく來週中くらいには発表することと思います。その他一般行政官廳に対しては、現業員はしばらく別として、事務職員について閣議の決定しておりますことを申し上げますて、給與の面において二十三年度の予算から一割五分を差引いた経費を歳出に計上しておるのであります。ただいまの概算によりますと、これによつて約二十一億、円程度の二件費を節約して、これを
今度の予算を組むときには、鉄道運賃の値上げが物價に影響ないという考えで組んだのでありません。旅客並びに貨物の運送賃金を引上げることが生活費にどういう影響を與え、また基礎産業にどういう波紋を與えるかということは、十分考慮してつくつてあるのでありまして、物價と賃金とは一体として科学的計数に基いて三千七百円ベースをきめたのでありますから、この三千七百円の給與をさらに実質賃金として本年一月、二月ごろの実質賃金と差異がないという点に基礎を置いて、予算を組んだのでありまして、政府としては三千七百円ベースは堅持できる、かような考えをかえておりません。
わが國の労働運動をできるだけ民主的に運係して、健全なる発達をはかりたいということは、政府がしばしば繰返して声明した通りであります。その方針に毫末も変化ありません。不幸にしてたとえ一部分にもせよ、その労働組合運動の民主化に逆行するがごとき行過ぎなどが行われ——これは國鉄とばかり言いません、日本の労働運動全般について、かような形跡が現われておることはわれわれの最も遺憾とするところでうります。常に機会あるごとにその反省を求めておるのであります。しかしながら、この運動が現状のままではどうしても行過ぎに祭れて、日本の再建のために阻害の要素となるのみならば、今後の民放再建の上に、大いなる妨害を與えるということがはつきりわかつたときには、政府とし
行政調査部においてつくつた案に基いて今日まで諸般の計画を進めてきたのでありまして、内閣の重要な政府の一項目として、行政整理を決行することにおいては、今度といえども從來と少しも変化ありません。
行政整理の事業はまだ進行中でありまして、まず手取り早く実行のできるところからやつていく。漸を追うてこれを調整しなければならぬ部分が多数にあります。各行政官廳にわたる機構の統合調整等についても、今日までのところまだ決定した案を実行しておりませんが、これも調査部において大体の草案ができつつありますから、でき次第これを閣議に取上げて、具体的に立法の処置に出で、あるいは予算の措置をとりたいと考えている次第であります。
配置轉換はやつております。現に私の所管に属する外務省のごときは、あるいは会計檢査院、あるいは大藏省の主税局、もしくは文部省方面に多数の欠員があるのでありまして、できる限りそういう方面に配置轉換を行う計画で、具体案もすでにできているわけであります。
こまかい数字はちよつと持ち合わせておりません。外務省の政府委員も來ておりませんから、あとでよく調査してお答えができると思います。その他の各省においても、むろん配置轉換を行う準備は着々進行しているわけであります。
尾崎君のおつしやつた通りに考えております。
日本の鉄道が國有になつた西園寺内閣の当時の思想は、むしろ國防の見地から鉄道の國有を急いだものだと私は了解しております。今日においては、國防の見地からわが國の鉄道の経営形態を考える必要はなくなつた。従つて鉄道國有の原則が將來必ず堅持されなければならぬかどうかということは、これはよほど研究の余地がある。またこれを民営に移すにしても、わが民間経済の実態をよく考慮して行うにあらずんば、そう簡單には、これだけの厖大な事業を民間に移すという計画は実行せられない場合もありましよう。また労働運動の姿についても考慮しなければならぬ点もありましよう。種々の点から考えてみて、今日政府においては、今國有鉄道をすぐに民間に移すというふうなことは考えておりませ
十分研究の値打のある問題だ、こういうことをお答えいたしたのであります。
二千九百円ベースの賃金に対する職階制の問題が、まだ委員会において最後の結論に到達しておらぬのであります。むろん職階制に対する給與関係は、一日も速やかに解決をしなければならぬと思いますが、この際三千七百円ベースを動かそうという考え方は、政府においてはもつておりません。