労働大臣を呼んで來ましよう。私爭議の内容はよく分りませんから……。
労働大臣を呼んで來ましよう。私爭議の内容はよく分りませんから……。
只今中西君から今回の官公廳の爭議について政府は團体交渉さえも行わなかつた。そうして中労委の裁定を呑んで、それを法律案にして議会に出した。議会が通つてそれで一方的に片付けようといつたやり方であつた。こういうお話でありました。が、政府は二千九百二十円の基準を呑むことについて團体交渉を現実に行なつたのであります。決して團体交渉を行わなかつたというわけではありません。ただ四百二十円の支給の方法についていろいろ政府側と意見の違うことのあつたのは私も聞いておりますが、これももうこれで話合いを打切るというのではありません。四百二十円の支給についてはこの上尚話合いを続けて行こうじやないかと、政府としては門戸を開いて、喜んで話合いをする態度を採つてお
総司令部より覚書を発せられたということは、日本國民として政府といわず國民といわず、皆均しく心中遺憾の意を抱かないものはないと思います。中西君の仰せのごとく、國内の問題を我々みずから解決する能力がないかのごとき印象を世界に與えるということは、どの点から見ても日本國民の名誉でないと固く私は信じでおります。ただ中西君の只今の御意見によれば、事ここに至つたのは政府のやり方が悪かつたんだという点については、私不幸にして納得することができません。政府には政府の主張があり、組合には組合の主張があつたでありましよう。それだからお互いに話合いをつけて、双方の間に円満な妥結を見るということは、これは世の中の人情の当然の行き方である。その際に組合側として
中西君から、いろいろ今回の労働爭議に伴つて内閣の内部に意見の対立があつて、或る者は司令部の覚書発動を期待しておつたとか促進せしめたとかいう噂もあるというふうだが、これについて、私がどう思うかというお話であります。政府は今回の労働争議に臨むときには、或いは労働関係の閣僚の懇談会若しくは重要な問題は一々閣議に掛けて、政府の方針を決めたのでありまして、その方針の決まるに至る中途においては、成る程意見の異る人もあつたろうと思います。凡そ数人以上の者が集まつて一つの議を纏めるどきには、政府部内に限りませず如何なる場合にもいろいろの意見が出る。併し一旦意見が決まつた以上は、これを確定した方針としてその通り堅持するのでありますから、若し閣議の際に
只今のお話の妥協案という問題は私は実は何も承知していないのでありますが、或いは労働省の当局でも呼んで聽けば何かそういう話があつたのかも知れません。実はそういう細かい点まで一々承知していないのは甚だ申訳ありませんが、率直に申しまして、そういう事実を知らないのでありますから、さよう御了承願います。
中西君のお話の法律案を出す必要の点については政府も全然同感であります。只今四百二十円の支給方法について組合側と話合いをまだ続けております。これが終了いたしましたならば、これに即應してできるだけ早く法律案の御審議をお願いすることになると思います。
休会前に提出することに極力今進捗いたしております。
川上君にお答えいたします。價格改訂の問題は、すでに周囲の環境に即応するごとく凸凹を調整しなければならん問題も沢山に起つております。と同時に、又これを改訂するに当つては、現在のインフレーシヨンの状態に顧みて、これを助長するごとき過ちを犯しては相成らんと同時に、又生産の増強を妨げるごとき状態に今日の日本の経済を打ち棄てて置くわけにはいかない。かれこれ各般の情勢を考えて後に行わるべきものであると考えております結果、正確に何月に價格改訂を行うかというふうな見通しを今日申上げることは非常に困難な状態であることを御了承願います。
お答えいたします。今後價格改訂を行うとすれば、その基準としてどういう尺度を採るかという御質問のように拜聽いたしました。お説のように、この前の六十五倍云々というような一つの基本的な標準を決めて物價改訂をやるのがよいかというようなことについては、いろいろ考慮すべき点があると思います。今後の價格改訂に際しては、そういつたような窮屈な標準でなしにもつと實状に即することに努めるべきが当然であると考えております。但しこの問題は、余り事前にはつきりと世間に標準を示すようなことが却つて物價の釣上げを促すような結果に終りはしないかという点にも十分政府は考慮すべきことと存じておりますから、又今後の物價改訂の基準をどこに置くかということは、政府においても
ただいまの上林山君の御質問は、私あまり公債について詳しいことを知らないので、そのときどういうふうに答えましたか、一應速記録を見てお答えいたします。
この問題について、大藏大臣より数度にわたり答弁をされたはずであります。内閣はこの問題については、大藏大臣のここで言明せられた通り、処置をするつもりであります。
お答えいたします。大藏大臣がこの席で答えていることは、内閣の意見を代表して答えているのでありまして、一々委員会の前に打合せをしたわけではありませんけれども、大藏大臣がこの席において責任をもつて答弁したことは、すなわち私をも含む内閣全体の意向であると御承知を願います。
先ほど來の問題は、私からお答えをいたしました通り、北村大藏大臣は、総理をも代表して、内閣の意見を述べているのでありますから、その意見に私の意見は全然同一であると御了解を願います。
総理大臣としてこの問題に対する意見は、大藏大臣の答弁と同一であります。
ただいまのお尋ねは、前の御質問に関連があると思いますが、その点については、詳細に大藏大臣から答弁した通りであります。
上林山君にお答えいたしますが、上林山君は、大体私の経済問題、財政問題に対する知識の程度も、よく御承知でありますが、これらの問題については、大藏大臣の方がよほど詳しいので、政策協定の問題についても、私よりはよほど詳しく承知いたしております。その大藏大臣が責任をもつて答弁をいたしたのであるから、私は、内閣の方針としてこれを御承知を願いたいと、かように考えております。
その点については、この委員会において繰返し大藏大臣が答弁いたした通りであります。
先ほど來繰返してお答えした通りであります。
お答えいたします。御質問に対しては、すでに私の考えは十分にお答えいたしたつもりでおりますから、これ以上何も附け加えて申し上げることはありません。
お答えいたします。先輩の植原君よりお叱りを受けまして、まことに恐縮に存じますが、私が答えたことは、総理大臣としての責任をもつて答えたのでありまして、決してその答弁を他人に責任に讓る意味のことは一言も申してはおりません。大藏大臣が答弁したことは、すなわち内閣の方針を述ベたのであるから、それについては私は全面的に國民に対して責任をとる決心であります。その点はどうぞ誤解のないように願います。