それを、もう少し説明して頂きたい、詳しく。
それを、もう少し説明して頂きたい、詳しく。
なぜかというと、少くとも来年、再来年のことは予算が決定していないので、そういうことを法律で規定するはずは僕はないと思います。少くとも本年度分の定員についてはこれは予算審議と並行して決定されると思う、併し予算の裏付けのない来年、再来年度の定員をがつちりと法律できめてしまうということは僕はないと思います。
それではこれを政令に書くというただ一つの理由は今説明せられた点にある、こう解釈していいですか。
そうすると、今の問題は私はそれは行政整理の見込みであると思うのですよ。それで来年度になれば必らずしもそうなるかならないかはわからない問題です。特に来年度においては学部の新設とか、或いはいろいろこの提案の中にあるように短期大学の設置とかいろいろな問題が、出てきて、新たに定員を増加しなければならん問題が出て来るかもしれない。行政整理としては一応のそういう目安は立つているけれども、来年度においては定員がそれに限定されていることは私はないと思います。だからそういうことのためにこの政令にしておかなければならんというのは、私は理由は薄弱であると思います。それから、もう一つは法令の整備だと言いますが、文部省関係は六万人或いは七万人近くも定員がある
それでは国立大学の職員の定員をどうきめるかということは、これは各大学にとつて重要な問題であると思うのです。これは丁度各大学に振当てられる予算と同様に大学運営上重要な問題であると思うのですが、これらの定員の決定ですね、決定はどのようにして従来なされて来ておるのですか。
それでは定員の問題について、三カ年間に二千六百人ですか。
これは何ですか、何%に当つているのですか総人員の。
この整理はどういう基準で行われているのですか。
そうすると、この前私が申上げた学術会議の要請の中には、大学のスタッフ充実を図るために、特に助手の増員を図ることという要望があるのですね。そういう要望があるのになお助教授以下二%の整理を図るということは一体どういうことなんですか。
そこで私は根本的な考え方として、この学校職員を行政整理するという場合に、こういうふうに一定の率を以て整理する、こういう考え方は間違つておると思うのです。今挙げられたように、二%とか四%とか八%というふうな率を以て、それによつて整理を強行して行く、こういうことはこれは教育の実際から見て私は他の官庁職員とは同様に考えられないと思う。なぜこういうような整理が行われておるのですか。それは私は今度のこの法改正とも非常に関連があると思つて、大学ごとに定員を法律できめてあつても、なお且つ教授の場合は省いておりますがね、なお且つ助教授以下については、こういう一定の率を以て整理しているわけなんです。若し政令になればこういうことが易々とできるのじやない
私ばかり質問の時間をとるということもどうかと思いますので、あと二つほど一緒に尋ねて説明だけを求めます。その一つは欠員の話も出ましたが、私は大学に相当欠員があるということは当然のことだと思うのです。これは大学の教員というものはそう簡単に得られるものじやないと思うのです。当然欠員というものはあるのが然るべきだ、これは文部省もしばしば説明しておる通りです。そこで欠員の分の予算ですね、これは如何ように使用されていますか。
これはどうしてもほかのほうに使うということはできない性質のものですか。
そうすると、これらの予算はみすみす流してしまつておるわけですか。
それと私は関連して、教官の研究費ですね、講座研究費等の問題についてお尋ねしておきたいのですが、この講座研究費と教官研究費との間に非常な差違があもというのはどういう理由なのか。
それでですね、大体私がちよつと見たところでは二対一ぐらいの比率になつておると思うのですね。で、従来は一対一・五ぐらいの比率でなかつたかと思うのですがね、それが一対二の比率にその差が拡大された理由ですね、そういう点。
これは私は一定の予算の中で割振りが適当でないとかあるとか言つているのではありません。ただまあ講座研究費は大体旧制大学が多いと思うのです。それから教官研究費は新制大学の面になると思うのですが、まあ今日新制大学の充実ということはやはり相当重要な問題ではないかと思うのです。そういう意味において、この問題はこれは枠内で操作するということでは解決できないと思います。そういうことをすればこれは講座研究費を削つて教官研究費に廻すということが行われなければならない。それでは私は工合が悪いと思う。どうしてもここにこの講座研究費とか教官研究費を増額しなければならんと思うんですよ。これについても学術会議から具体的に要望が出ております。で、その要望は御承知
これは諸外国の大学の研究費などと比較してどういう水準にあるのですか。
僕のほうは質問がまだ少し残つているのですが。
では結構です。
研究費の問題に関連して今須藤君からも研究費が旅費に流用されているのじやないかというお話があつたのですが、これも私はそういうことを聞いておるわけなんです。これを私はここで咎めるという意味で質問するのじやないのです。それは余りにも研究出張費が少な過ぎる、この資料で見ても教授で年一万三千円余り、それから科目別の大学では九千円しかないのです。助手になると三千四百円と七千八百円、これでは研究出張はできないと思うのです。余りに研究出張費が少いためにどうしても大切な研究費がそのために食われるというふうなことが起つておるのじやないかと思うのですが、そういう点どうですか。