今、大蔵大臣のお話のように、EEC自体と日本との関係、これは一つ問題があると思うのです。もう一つは、域外、主として東南アジア等におけるEECの発展に対する日本の対策というふうに、二つに分けられて考えられるわけです。 EECと日本との関係についても、大蔵大臣は非常に楽観しておられます。EEC自体の問題でも、関税を引き下げ、そうして貿易の拡大をはかり、いわゆる貿易の障害を取り除くために関税の引き下げをずいぶんやっております。計画よりも相当進んでいるというふうな現状にあるわけですね。ところが、日本の場合、今度の関税定率法を見ても、今度改正になるのは百三十品目くらいありますが、そのうちで六十品目くらいは関税を上げているのですね。世界事情
