一般に特殊教育につきましては、盲聾については、すでに義務制をしかれておりまして相当対策としては進んでおるほうだと思います。その他の肢体不自由者あるいは精神薄弱者、また今御指摘の二重、三重障害、そういうふうなことにつきましては、盲聾ほどの施策の徹底はいまだしと申し上げざるを得ないことは遺憾でございます。しかしながら、それらの精薄児等の欠陥のある児童生徒が教育を受けることによって、年数はかかりましょうとも、その本人の能力がだんだんと啓発されていきますことは本人の幸福であるばかりでなく、その家族が十字架を背負うような陰惨な気持で生涯を送らないで済むということ、さらには、ともすればそれらの欠陥のある青少年がだんだんと年をとっていくにしたがい
