いわゆる国定教科書をつくる意思は毛頭ございません。それから、現在指導要領に定められておる道徳教育の一応の目安は低学年、高学年と大分けをして、たとえばこんなふうなことを教えたらどうだろうかというがごとき形で出ておると思います。が、それにむろん準拠はいたしておりますけれども、教科書会社がいわば思い思いの副読本的なものをつくっておる。むろんそれは一切検定はいたしておりません。いわば教科書会社の商売上の見地から、今申し上げた指導要領のばく然たるものではありましょうとも、一応の基準にのっとるという建前ではありますが、思い思いにつくられたものがそれぞれ現実には使われて教育が行なわれておる、そう承知しております。そのことにつきましては、およそ小中
