結局、選抜試験を通じて定員だけを入れることが適切なのか、あるいは勉学の意思のある者は全部入れて、入った後にふるいにかけるということが適切なのかという選択問題でもあろうかと思います。それと同時に国民の側から見まして、今お説のような意味で勉学の意思のある者は入るようにしたいという願いと、それをまかなうために当然国民側で経費を負担しなければならぬ、納税者の利害打算の気持と、また、その実際との相互関係を総合判断して、まあいずれを選ぶかという事柄じゃないかと思います。現在の日本のやり方は前者の立場に立って、概念的にだけ取り上げれば、お説のようなことも考えられる一つの考えだとは思いますものの、現実問題とすればどうも割り切れない。したがって、選抜
