記事としてです。
記事としてです。
第一欄に論説もあつたが、論説においても、反動分子を摘発せよという論説もときどき出ていたと思います。
各分所における反動摘発、反動暴露、反動つるし上げの例にはその收容所の通信員の署名が入つていたと思います。けれども一々の名前は記憶しておりません。
暴露し批判することであり、別につるし上げということに該当するロシヤ語はないと思います。日本新聞社でつくつた言葉と思います。
ないと思います。しいて言えば暴露し、ラゾブラチヤーテイ、批判する、クリテイコワーテイ、両方組合せて、暴露し批判することを極端に言つてつるし上げ、こういうふうに日本新聞ではやらした言葉だと思います。
名詞からいえばクリテイカ、動詞からいえばクリテイコワーテイ。
イというのは及び、サマ・クリテイカというのは自己批判です。
つるし上げといえば自己批判——つるし上げられる方では自己判別にもなりますが、自己批判を強制して——要するに反動を批判し、暴露することだろうと思います。
ありました。ソ連人たちは盛んにそれを使つて、おりました。
もう一度聞きます。
そういうことというのは……。
似たというのは、どの程度、どの範囲かということは、立場なり政治の主観によつて左右されるのではないかと思います。
期待しているというわけです。その期待している。ということは私はあの場合には、日本人の方は、いつ帰してくれるか、その期日を知りたがつているのに、あの政治将校は、そんな期日は明確に言わないで、民主主義者として帰国することを期待するというようなことを言つている。あとで、逃げたなという感じがしたのであります。久保田さんたちのように解釈することも、なるほどあの場の雰囲気では、あの人たちにとつては自然であつたかもしれない。この問題が大きくなつてから、しみじみそういうふうに思うわけです。そのところは何とも言えないのです。そうした人たちでも、それじやあれをすぐ要請しているんだというのか、それともただあの政治部将校のように、徳田は期待しているんだから
ただいまの御質問では、私が事実を修正し、あるいは粉飾しておるのではないかというふうに言われましたけれども、そういうことはありません。私は事実の通り述べたのであります。また今あげられた証人の中には、あの第九収容所のあのとき、あの場にいた人以外の証人もあげられておるようですけれども、私は他の地区、他の場所のことは知りません。徳田要請があつたかなかつたかということについては、私は言うことはできないのであります。ただ事実をありのままに述べただけであります。また事実を修正し、粉飾するということを言われましたけれども、たとえばこういう事情をお考えになつていただきたいと思います。あの事件について、久保田さんたちはあの集会を、政治教育のための集会で
何か意図があると言われると、はなはだ私は遺憾であります。事実をありのままに述べただけであります。それから帰りましてから共産党に会つたことはないかという御質問でありますけれども、私は帰りまして一月ばかり北海道の北見というふるさとにおりました。その間共産党員は一人も来たことはありません。アカハタ、朝日新聞にあの記事が出ましてから、私の現在おります地方の細胞の人が来ました。
北海道におりましたときは一度も来たことはありません。私は一月十日に上京して来ました。現在おりますのは北多摩郡の小平町です。私は四日の午前十時ごろにあの手記を投函いたしておりまして、アカハタの記者が来たのは六日の午後三時ごろ……。
六日……。
小平で……。
一月十日には上京したのであります。
それは三月です。