兵器は大きなものになりますと、これを破碎するのにいろいろな設備が要ります。またものによりましてはそれを熔解したり何かする、そういう作業にもまた設備が要りまして、そういう設備をもつたところでないと、その原形を崩す仕事がうまくいかない。
兵器は大きなものになりますと、これを破碎するのにいろいろな設備が要ります。またものによりましてはそれを熔解したり何かする、そういう作業にもまた設備が要りまして、そういう設備をもつたところでないと、その原形を崩す仕事がうまくいかない。
そうは申し上げません。
五社が最も有力な、最も適当な業者であつたというふうに申し上げたわけであります。五社以外にもそういう設備は、あるいは非常に小さな設備でもつておつたところがあるかもしれません。
五社が最も大きな業者であります。
連合軍の方針に基きまして、そういう方針に合致するようにそれに当る業者を選定することを各担当の者に依頼しまして、そうしていろいろ檢討の結果できました案を決裁したのは私でございます。
その担当の者に依頼してきめてもらいまして、その原案の説明を私が聽きまして、その選定の理由はそういうところにあるということを聽いて、私もそれで納得しましたから、それに決裁を與えた。
その原案を持つて來ましたのは、先ほど申し上げた大堀事務官であります。しかしそこまで原案をつくりますまでには、関係の各課その他で会議をしたりなんかしてきめております。
わかります。
その当時は、私はその問題に関係のある地位におりませんでしたので、どういう措置をとつたかということは私からはちよつと申し上げられません。またそれは内務省が主管官廳としてやつておられたものでありますので、内務省関係の方にお聽きになつた方がよろしいと思います。
二十四日ですか、六日ですか出た指令に基いて何をしたかという御質問は、その指令が出たとき、それに基いてすぐ何をしたかというふうに私は承つたのでああいうふうにお答えしたわけであります。その後私は十月の十二日に総務局長になりましてからは、兵器処理の問題が私の方の主管の問題になりましたから、兵器処理の問題につきましては、私が責任を負つていろいろ措置はとりました。
その点につきましては処理した兵器から出た物資の割当は、また別の委員会をつくつて、そこで決定をする。そうしてその決定された所にその物資を配給する。つまりそういう最後の消費者に、どれだけの物を割当てるというようなことをきめるように、そういう制度をつくつたように記憶しております。
その要綱の中に同時にそこまで決定してあつた。
と思いますが、それははつきり覚えておりませんです。
その点は当時担当の事務官等から、兵器を処理いたしますと、処理の費用が相当高くつく。むしろ屑鉄とかその他の原料の方が、当時は屑鉄、銅その他のスクラツプ等が戰災によりまして多数出ております。その公定價格の方がむしろかえつて安くつく。兵器を返還願うことは非常にありがたいことでありますけれども、その原形をなくすためのいろいろの作業のことを考えますと、その当時の公定價格に比べればかえつて赤字が出るということを、みな心配いたしておつたのであります。その点をまたこれを引受ける業者の方も非常に心配いたしまして、なかなかその五社もこの仕事を引受けたがらなかつたので、何とかあとで政府の方でめんどうを見るようにしようということで、まあそういう予算的処置を
私ちよつと今記憶ございませんが、無償で拂下げたのではなかつたのじやないかと思います。
一定の價格は政府の方へ納めさせるようにしておつたと思います。
私は翌年の一月までしかやつておりませんので、当然そういうものは政府にはいるべきものと考えてやつておつただけでありまして、はいらなかつたという事実はその後私は承知しておりません。
私どもはいやしくも進駐軍の好意によつて拂下げを受けた兵器の処理について、そういう不正をやるということは、とうていこれは許せぬことだと初めから考えておりました。ですからもしもそういうような不正な事実があれば、私としても非常に遺憾に存ずるのであります。
そういう拂下とか経費等の問題についての直接の監督は、内務省関係でございます。商工省はそこまで当時タツチいたしておりませんでしたので、われわれとしてはわかりません。
数量につきましては、私も当時どのくらい資源がこれによつて獲得できるかということには非常に関心をもちましたが、いかんせんああいう終戰のどさくさの当時でありまして、なかなかはつきりした数字がわからないのでございまして、結局私ははつきりした数字を最後まで聞くことができませんでした。