両国の合意によってこの条約を改廃することは自由自在にできる。それにもかかわらず、なおかつ条文の中にそれを書き入れる、その協議のことを書き入れるという真意が一体どこにあるか。掘り下げて考えてみると、先ほど私が申し上げたような、ああいったようなことを考えるほかに考えようがないことになるのです。それでありますから、こういう党内の意見というものは実に危険千万であると私は考えております。でありますから、こういう意見に対しましては、絶対耳をかす必要はないと私は考えております。 それから大臣は、砂川事件に対する最高裁判所の判決があるにせよないにせよ、政府は牢固たる信念を持って調印を急ぐべきであると考えておりますが、この点についてどういうふうに
