もう一つ重大なことは、この婚約を運ばれた方々、運動に当られた方々が全部カトリック教徒である。前の田島長官もカトリック教徒であり、それから宇佐美長官もカトリック教徒であり、小泉信三氏もカトリック教徒であり、それからしゅうとになられる正田英三郎氏もカトリック教徒である。それから最高裁判所長官の田中耕太郎氏もカトリック教徒である。カトリック教徒の一連のからくりによってこの婚約が運ばれたという説が流布されておるが、これはいかがであるか、承わりたい。
もう一つ重大なことは、この婚約を運ばれた方々、運動に当られた方々が全部カトリック教徒である。前の田島長官もカトリック教徒であり、それから宇佐美長官もカトリック教徒であり、小泉信三氏もカトリック教徒であり、それからしゅうとになられる正田英三郎氏もカトリック教徒である。それから最高裁判所長官の田中耕太郎氏もカトリック教徒である。カトリック教徒の一連のからくりによってこの婚約が運ばれたという説が流布されておるが、これはいかがであるか、承わりたい。
もう一つ、この御結婚の話について、天皇皇后両陛下を初め皇族の方々がみな反対されたという説が流布されております。皇室会議が終りまして、その報告を宇佐美長官から天皇陛下に申し上げると、天皇陛下は怒られたお顔で、ふんまんやる方ないお顔で一言も発せられなかったというようなことも流布されておりますが、これはいかがでありますか。
さらに、皇室会議が開かれたのは十一月二十七日でございますが、その前十一月二十四日に、宮内庁は公電をもって館林に通知しております。こういうことは、皇室会議を無視し、皇室典範を無視し、国民を愚弄するもはなはだしき行動であるといわれても弁解の余地はないと思うのでありますが、この点はいかがでありましょう。
別の問題に移りますが、東宮御所の造営であります。われわれは、赤坂離宮がありますので、国会図書館がドイツ大使館の跡に建ちますと、そこへ国会図書館を移して、東宮殿下が移られるものと考えておりました。ところが、もうその国会図書館の引っ越しまでそう長くもないのに東宮御所を建てるということは、費用は少いといたしましても、国民に与える影響がいかにもおもしろくないと思うのであります。それで、こういうことについては長官から天皇陛下にも進言し、東宮御所の造営は見合せて、御所ができてから赤坂離宮に引っ越されてはどうかというくらいのことはおっしゃられてもよかったのじゃないかと思いますが、この点はいかがでございますか。
東宮御所です。
引っ越しまでしんぼうせられてはどうかということです。
そうすると、赤坂離宮ががらあき状態になったときには何に使うのですか。
そうしますと、東宮御所を今度新築するということは、要するに結婚のためにというだけでございますか。
国民の中には、家なくして困っております数百万の同胞がありますし、また失業者も三百万もあるということですが、そのくらいなら皇居を利用することもできようし、今の仮御所を利用することもできましょうし、どうにでもできると思いますが、皇室に限ってはそういう融通がきかぬものでございましょうか。
間組から七千万円の工事を一万円で受けると好意的に言ってきた。ああいう話は喜んで受くべきではないかと思いますが、いかがでございましょうか。向うはせっかく寄付しようと言っておるのに……。
最近皇居の移転論が盛んに行われて、読売新聞あたりで取り上げて議論まで起しておりますが、私は欧州あたりの宮城を見て、日本の皇居は世界の名城であると考えております。イタリアのローマ城、シナの北京城、エジプトのカイロ城を見ましたが、外観の美において日本の宮城に及ぶものはない。あそこから皇居を取りのけたら、世界の使臣は楽しみに来るのでありますから、彼らは失望するだろうと思います。宮城の上空の空気が悪いとかなんとか言っておりますが、それなら下町のあんな空気の悪いところに住んでおる何百万の住民は、死んでもいいのかということになるのであります。長官はこの皇居移転論についてどうお考えになりますか。また陛下はこれについてどういうお考えを持っておられま
つまり開放ということは、あの宮城から皇居を移転することでございますが、あの宮城から皇居を別のところに移転するということについて、長官はどうお考えになりますか。これをお伺いしているのです。現在の宮城内に皇居を置いた方がいいとお考えになりますか。ほかのどこかに移転した方がいいとお考えになりますか。陛下はこれについてどういうお考えを持っておられますか。その点をお伺いしたいと思います。
結婚式に招待する外国の使臣の席順はどういうふうになるのですか。
英国のエリザベス女王の戴冠式に皇太子が行かれたときに、その座席が実に右を見ても左を見ても黒人種ばかりであった。それで皇太子は憤慨されたということであった。今度の結婚式においては、英国の大使だけは黒人種の中にまぜてすわらせてもらいたいと思います。その点どうでしょうか。
それから結婚式が昔ながらの衣冠束帯、これはどうも南方の風俗のようで、世界各国に何となく日本が野蛮国のような印象を与えやすいと思うのであります。衣冠束帯というものはやめにして、最近の流行の洋風で一切がっさいやってしまったらどんなものですか。
別のことでございますが、皇太子殿下にしても陛下にしても、政治、経済学をさっぱり研究せられないで、生物学ばかり研究しておられるのでございますが、これからは皇太子にも政治、経済の学問を熱心にさせ、国際情勢も勉強させなければならぬというように私は考えておるのです。生物学の研究ばかりではどうも心配だと思う。日本が第二次大戦に突入したのも、天皇陛下が国際情勢を知らないで生物学ばかり研究して、カエルの目玉やホタルのしりばかりいじっておられた結果、とうとう軍部に押し切られて、ああいう悲惨な目に日本を陥れたのでございますが、これを考えるにつきましても、やはり天皇というものには政治経済学をしっかりやっていただかなければならぬと思うのでありますが、そう
それから天皇という名称でございますが、外国語に訳しようがないそうですね。ヘブン・エンペラーというような訳はない。天皇という実に古めかしい、いかにも新興宗教のような名前で、われわれは聞き苦しいのでありますが、何とかこれを改めて——日露戦争当時には、宣戦の詔勅にも、大日本帝国皇帝となっていました。皇帝とか大帝というように現代語に改めてはどうかと思いますが、そういうことについて長官に何か構想はございませんか。
さらに宮内庁の機構でありますが、一万人から現在は千人近くに減らされている。けれども、世界の宮廷を見ましても、千人もの吏員を擁している宮廷はどこにもない。日本がこういう貧弱な国家でもって、千人近くの吏員を擁しておるということは、いかにも不均衡であると思うのでありますが、これを敗戦の今日において、また陛下も今までの大権を失われた今日におきましては、そうたくさんの吏員は必要はないと思う。これは二分の一でも、あるいは五分の一でも私は間に合うのではないかと思いますが、これを大々的に削減して、三分の一ぐらいに減らす、そういったお考えはございませんでしょうか。
千人ということは外務省とほぼ匹敵しているのでありますが、外務省にほぼ匹敵するぐらいの人員を擁するということは、今の宮内庁としてはあまりにも多過ぎると考える。この点一つ御工夫を願いまして、私の質問は終ります。
外務大臣にお尋ねいたしますが、沖縄、小笠原、硫黄島、大鳥島、南鳥島、こういうところを安保条約の防衛範囲に入れますと、米国と相互防衛条約を結んでおります韓国、台湾、フィリピン等と他国との紛争に巻き込まれるおそれがあるという意見で、これを入れていいか悪いか危惧されているのでございますが、それは条約のきめ方によりまして、この危険を免れることは容易にできると私は思うのでございます。すなわちこれらの韓国、台湾、フィリピン等の紛争には介入しないことにして、日本は単に日米両国の敵に対してのみ共同防衛の義務があるということに限定して条約を結びますれば、この危険を避けることができると私は思うのでございます。こういう点について大臣の御見解をお聞きします