大臣が過般の国連会議におきまして国際平和軍の創設を提唱しておられます。これは日本ばかりでなく、世界に非常な好感を与えているが、われわれ非常に愉快に存じました。外務大臣のおっしゃっておられるこの国際平和軍というのは、スエズのときに使った警察軍あるいは朝鮮動乱のときに使った警察軍、これと同じ意味でございましょうか。
大臣が過般の国連会議におきまして国際平和軍の創設を提唱しておられます。これは日本ばかりでなく、世界に非常な好感を与えているが、われわれ非常に愉快に存じました。外務大臣のおっしゃっておられるこの国際平和軍というのは、スエズのときに使った警察軍あるいは朝鮮動乱のときに使った警察軍、これと同じ意味でございましょうか。
それはまことにけっこうなことでございますが、日本としてそういう平和軍ができた場合に、現在の憲法下においてどういう方法、どういう形で協力できるか、そういうことについてうまいお考えはございませんか、ありましたら……。
今までに政府側から漏らされた安保条約改定の日本の構想の中で、日本の内乱、暴動について米軍の出動を要請できるという字句を削る考えであるように思われますが、このお考えに変りはございませんでしょうか。
それでは現在の自衛隊だけの力でもって内乱、暴動は鎮圧できるというのが政府の確信するところでございますか。
金門、馬祖の攻撃を一時中共が停止するといって、国民政府はこれを一笑に付している。中共の謀略であるといっておるようであります。ところで、また戦争はおそらく始まるのではないかと私は考えております。大臣はこの問題につきまして、この事件の解決のために英国と歩調を合せて米国を説くといっておられますが、英国は御承知のごとく、香港をとっておったりなんかして、特に中共と密接な関係を持っております。米国と中共との関係は全く別でございますので、英国と手を握って果して米国を説き仰せることができる可能性があるかどうか、そういう点をわれわれちょっと危惧しておるわけでございます。これはどうお考えになりますか。
前に重光外相がダレスと会ったときに、安保条約の改正について話を持ちかけた。そうすると、ダレスは日本が何をもって米国の協力することができるか、結局協力する力がないではないかといって一蹴された、それが今日向うから条約改定に喜んで応じているということは、世間に一種の奇異の感を与えておるのであります。それで台湾海峡が緊迫したためであるとかなんとかいうことを言っておる人もあるのでありますが、大臣はこれについてどういうお考えを持っておられるでしょうか。このダレスの態度の変り方、日本の自衛隊は終戦後といえども、今日でも、力において大した変りがないと思うのでありますが、そういうように彼らの意見が急変したのはどういう動因でありましょうか。
防衛庁長官に一言お伺いいたします。先ほど藤山大臣にお伺いしましたが、軍事のことはというようなことでございますのでお伺いいたしますが、核兵器の所有は今日もう日本は必要に迫られておる、かように私は考えております。核兵器の保有は全世界の常識になっておることであって、弱小国が古い兵器でもって大国を向うに回して戦うなんということはとうていできない。それで米軍と共同防衛に当るにいたしましても、米軍に日本を守ってもらうにいたしましても、古い兵器ではとうてい間に合わない。核兵器をすべからく保有すべきであると私は考えております。従って兵器を日本に持ち込まないというような条項は軍事協定の中に入れる必要がない、かように私は考えておりますが、防衛庁長官はど
古い兵器では間に合わないので、一千億円もかけて旧式の戦闘機を作るよりも、むしろその金をもってミサイル兵器に切りかえた方が一番時宜に適しておるとわれわれは考えておるのでございます。そのうちに作って、そのうちに時代おくれになってしまいはせぬかということをおそれておる、こういう点をどうお考えになっておりますか。
相手が核兵器をもって臨んできた場合においても、日本といたしましては黙って自滅を待つというような態度をとるべきでありましょうか、どうでしょうか。また米軍は今言ったような日本の消極的な態度に協調できるとお考えになりますか。
沖縄にもう核兵器が入っておるということは、軍事専門家の常識になっております。それから中共にも入っておるということは、これまた常識です。中共あたりがもし侵略するならば、必ず核兵器を持ってくるであろうと思う。核兵器にも二通りありまして、今の原水爆、それからもう一つ原水爆にあらざるところの、それほど害のない核兵器があるわけであります。その後者の核兵器をも保有する必要がないとお考えになりますか、どうでしょうか。
防衛庁長官にもう一つお伺いいたします。新島の誘導弾の基地は必ず設けるということにきまっておるのでありますか。
藤山外相にお伺いいたします。小笠原の補償問題でダレスにお会いになりましたときに、どういう話がございましたか。
日ソ漁業交渉の結果が、公海自由の原則をくずしておらぬということはよくかわりました。オホーツク海の出漁は、日本ばかりでなく、ソ連側もやらないということですか、ソ連側はやって日本側がやらぬという約束ですか。両方やらぬということですか。
それからオホーツク海への出漁はしないということを河野・イシコフ会談で約束がきまったということを向うの方で盛んに主張しておったそうであります。それでわれわれは最初から、日本にそういったような議会の世論が沸騰しましたときに、河野さんも一緒に向うにやった方がよかったと思うのであります。河野さんを向うへやれば生き証人があって、この交渉はスムーズにもっと早くいったのではないかと思うのですが、その辺の事情はどうなんでございますか。
他の問題でありますが、昨年米国の大使を通じて、日本の核実験停止の申し入れに対するアメリカ側の回答が来た。つまり端的に言えば申し入れを拒絶するという回答であったということであります。日本といたしましては、この回答をそのまま黙認すべきではない。この際さらに畳みかけて米国に停止を申し入れるべきであると思うのであります。ソ連の核実験停止の一方的宣言によりまして、世界の世論は非常に盛り上ってきておるのでございます。さらに日本が再び重ねて申し入れれば、さらに世界の世論をいやが上にも喚起することができるわけでございまして、日本はこの核実験の停止を関係各国に強硬に申し入れる唯一の権利を持っている国であるということは、広島、長崎が原爆によってやられた
米国からそういう拒絶の回答が来たのを機会にさらに申し入れるべきである、われわれはこう思うのでありますが、この点いかがでしょうか。
それから韓国に抑留されております日本人漁夫四百二十何名のらち三百人帰すということで、帰る途中にあるはずでありますが、あとの百何十人はどうなっておるのでございましょうか。また追っかけ帰すことになって、向うからそういう何か申し入れでもあるのですか。
あとへ百二十名残したという向うの意図はどういうわけでしょうか。一緒に帰さないのは……。
中共が国旗問題で日本は非友好的であるということを言っております。ところがもう言うまでもなく日本はまだ中共を承認していない。のみならず中共は日ソの戦争状態がもう終止している今日において、なお中ソ同盟条約の中に書いてある日本とアメリカとを敵国とみなすといろ条文を取り去っておらない。それを取り去らないで、また取り去ることに努めもしないで、しかも毛沢東は今から五年前に、今後六年の間に日本を解放するということまで豪語しておるのです。そういうことを言いながら日本を攻撃するというのははなはだ不合理きわまる態度と思うのであります。日本政府といたしましては、こういうことについて非友好的な態度は先方であって、日本ではないということを外務大臣の談話の形で
それでは中共の、非友好的であるという、そういったような公言を是認するようなことになりますが、これに対しては、何としても一矢報いてやらなければ、世間も日本の外務省の態度を了承することはできないだろうと思うのであります。日本のためにもよろしい、国民感情を緩和するためにも、はっきりした方が一番いいと私は考えておる。六年の間に日本を解放するというような毛沢東の豪語であります。さらに中ソ同盟条約も改訂すべきである、こういうことを日本政府としても外務大臣談話においてすべからく公表して、向うの反省を促すことは当然であり、そうした方がかえって中共との友好を増し、彼らを反省せしむる絶好の機会であると思うのでありますが、もう一ぺんこれについてお考えを伺