ピョートル大帝湾の問題でありますが、政府が抗議せられましたのはいいといたしまして、国連はこうした問題を国際条約の締結によって解決しようとして来年三月そのための国際会議を招集するのであります。国連はこの会議に備えまして、昨年国際法委員会で条約の基礎となる海洋法案を作成しているのでございますが、この法案の法文化に関しまして日本としても積極的に協力すべきであると思うのでありますが、政府は今日この国連の海洋法案に対してどういう態度をとっておられますか、お伺いいたします。
ピョートル大帝湾の問題でありますが、政府が抗議せられましたのはいいといたしまして、国連はこうした問題を国際条約の締結によって解決しようとして来年三月そのための国際会議を招集するのであります。国連はこの会議に備えまして、昨年国際法委員会で条約の基礎となる海洋法案を作成しているのでございますが、この法案の法文化に関しまして日本としても積極的に協力すべきであると思うのでありますが、政府は今日この国連の海洋法案に対してどういう態度をとっておられますか、お伺いいたします。
最近エジプトから日本に対しましてアスワン・ダムの建設に技術その他の援助を求めているのでありますが、中曽根君がこの折衝に当ったということであります。これは総理の意を体して中曽根君が折衝に当ったのでありますかどうでありますか、その辺の事情をお聞かせ願いたい。
これは大へんけっこうな話であると思うのでありますが、それでは政府はこれを電発に引き受けさせるというおつもりがありましょうか、どうでしょうか。
植村経団連の副会長が総理を訪れまして、米国の国務省の首脳部の示唆であるとして、兵器の製造に当って米国に日本の円を積み立てて、日本で新兵器の製造に当る、日本て使うばかりでなく、これを東南アジアにも送り出すといったような方式の構想を進言したということでありますが、これに対して日本政府としてはどういうお考えを持っておられましょうか。
総理がすぐ御退席になるようでありますから、総理にお伺いしますが、日米両国の委員会を設けましても、私は安全保障条約の改訂なんということはとうていできないと考えております。それはアメリカにヴァンデンバーグ決議なるものがありまして、対等の軍事同盟を結ぶにはどうしても相互援助、相互防衛をなし得る資格のある国でなければならぬということがはっきりしておりますので、委員会でもってこれが決議されても結局アメリカの国会にかかれば否決されるのは当然だ。それで結局軍の運営その他についての協議ぐらいが関の山ではないかと悲観しておるような次第なんでございますが、今までの欠陥を補うことは相当困難であると思うのです。委員会を開く以上は相当にこちらにも何かの期待す
外務大臣は九月渡米せられるのでありますが、渡米の際において小笠原問題やあるいは戦犯の問題も話し合うということでございます。それから、総理が日本国民に約束しておりながら、向うに行かれて忙しくて話し合うことのできなかった南千島の領土権について、さらに米国の再確認を求める交渉をしていただきたいと思うのでございますが、いかがでございましょうか。
小笠原は私の昔の選挙区でありまして私の選挙区は世界第一の長い選挙区で、温帯から熱帯に延びて、小笠原、硫黄島、鳥島、沖ノ鳥島まて延びておりました。今は小笠原以南が向うにとられたのでございますが、小笠原には全然防備がないのです。何の防備もなく、いつ返しても差しつかえないようになっておるのですが、ただ向うが心配しておるのは、引揚者が向うに帰って生活に困るのじゃないか、それだけ心配しておるらしいのであります。その後外務省の方へ届きました情報はいかがでございましょうか、政務次官でもどなたでもけっこうでありますが、小笠原は帰還する見込みがありましょうか、どうでしょうか。
何か具体的な情報は参っておりませんか。半分返すとか三分の一返すとかいったような……。
それから戦犯の釈放問題でございますが、旧連合国は、米国を除いた他の国はもう全部日本の戦犯を釈放しているのです。アメリカだけでございますが、アメリカのいわゆる三人委員会の意見が別々に分れておりますので、日本の要請に結論を出すことができないような状態になっておりますが、巣鴨におる六十名の日本戦犯のうち四十七名は、もうすでに刑期の三分の一以上を経過していつでも仮出所ができるような資格が与えられておるのでありますが、この点について外務省ではどういう折衝をしておられますか。また大臣は、渡米の際にこの問題についても若干話合いをされたと思います。将来の問題としては、われわれも努力いたしますし、また明るい見通しがあり得ると信じております。
東南アジアの開発構想について、総理と大臣と全く意見が同じであるということでありますが、世間ではこれが失敗に終ったと言っておりますけれども、われわれは失敗には終らぬと考えております。それには決して論拠がないわけじゃない。アメリカでも、かつてのフェアレス報告、ジョンストン報告、あるいはダレス構想などと、いろいろ過去において幾たびとなく米議会に提案、論議されておりまするし、アイゼンハワーも過半の特別教書におきまして後進国援助構想を提案いたしておるのであります。でありますから、日本が根強く折衝を続ければ、米国も決してこれを不問に付することはなかろうと思うのです。ところでわれわれの直観は、どうも米国は日本を中へ入れないで、彼らみずから直接に東
われわれのしろうと考えでは、どうも東南アジアはみんな国々によって事情が違いますし、また国民感情も違っておりますので、これは共同基金によらないで、直接個々の国々と結びついた方が便利で一番早道じゃないかと考えるのでありますが、大臣の構想はどうでありますか。
それから中共貿易について、制限の緩和されたものだけいつも発表しておりますが、輸出を禁じておる品物をなぜ発表しないか。それが輸出業者にとりましては一番便利だろうと思うのです。どういうわけで発表しないのでありますか。この点一つお伺いしたいと思います。
時間がありませんので、事務当局のお話を聞くひまはありません。 それからインドネシアの賠償でございますが、前内閣と違って今度の内閣は膨大な賠償をふっかけてきております。これは日本と前の内閣との交渉は白紙に返したという意味でありましょうか。外務省はそう受け取っておるのですか。
そうしますと、前内閣当時の交渉額を堅持するというお考えでございますか。
戒厳令下に成立したジュアンダ管理内閣でありますから、どれだけの命脈があるか、どれだけの安定性があるかということを考えなければならぬと思うのであります。どうかそのことを考えて交渉に当っていただきたいと思います。フィリピンは最初から反日的であったから、非常な損害を日本から受けました。ところがインドネシアは非常に親日的であって、日本の宣伝もうまかった。君らは日本人の先祖だ。耳飾り、首飾り、みな日本人と同じだ。われわれの先祖と君らの先祖と同じだと軍が宣伝したので、非常に喜んだ。また日本軍の力によってハッタもスカルノもインドネシアを独立させたいという熱意に燃えておったのでありますから、最初から協力的で、何らの損害も日本軍からこうむっていない。
ほとんど損害がなかったという点をどう考えるか。
白状いたしますれば、私は当事海軍の嘱託で向うを回っておりまして、よく現地の事情を知っておりますので、フィリピンとはまるで違っている。フィリピンと同じような賠償を払ったらばそれこそ大へんなことで、また賠償を留保しておりますビルマもきかないでしょう。それは大へんな額になってしまうので、この点も十二分に考慮していただきたいと思うのであります。 それから日米の委員会が開かれる。この委員会では共同声明に記載された以上に具体的な協議をするのでありましょうかどうでしょうか。またそのメンバーはきまっておりますかどうか。
ソ連の外交官施行を制限する。これはほとんど児戯に類することで、ソ連にはいろいろ日本から抗議を申し込んだということでありますが、いろいろ事情があって機密を守らなければならぬ国ですから、英、米、フランス、西ドイツ等に対して制限しているのでありますが、英米フランス等にならって日本も制限しなければならぬと考える必要は毛頭ない。それよりもほかに考えなければならぬ大きなことがたくさんあるのです。そういうちっぽけなことはいいかげんにやめて、もっと明けっぱなしに――日本に何の秘密があるのです。彼らは探り放題に探り尽しているのです。何の秘密もありはしない。残る軍事問題も知れたものです。今からでもおそくないから、この申し入れば取り消した方がいいと思いま
もう一点だけお伺いいたします。ソ連から招待された平和友好祭の出席者五十名を百五十名と三倍にしたのですが、これをふやすなんということは百害あって一利ないと思う。いいところばかり見せて悪いところは何も見せない。結局ソ連の賞伝にひっかかるだけのことなんです。今後はどういうことがあろうとも増してはならないと思うのですが、外務大臣の所信を伺いたい。
簡単に、あっさりとお伺いいたしておきます。中共の通商代表部の問題でございますが、日本は吉田内閣の時代からしてまだどこの国とも国交が回復しないサンフランシスコ条約締結以前において、いろいろの協定を諸国との間に結んでおります。そういう先例から推してみまして、通商代表部くらい設けるのは、これは差しつかえないじゃないか、これを無理に拒否するということは、どうもちょっと無理ではないかというふうに考えられるのでありますが、こういう点についてどういうお考えでございましょうか。