できるできないは別といたしまして、政府に南千島を返還させる要求の意思があるということを国の内外にはっきりさせるためには、当然に主張すべきことを主張しなければならぬ。その主張を主張しないで引っ込めておくということは、南千島要求の意思がないということを国民に認めさせるようなものでありまして、これははなはだ遺憾な態度であると思う。すべからく撤兵を要求すべきである。できるできないはおのずから別問題であります。
できるできないは別といたしまして、政府に南千島を返還させる要求の意思があるということを国の内外にはっきりさせるためには、当然に主張すべきことを主張しなければならぬ。その主張を主張しないで引っ込めておくということは、南千島要求の意思がないということを国民に認めさせるようなものでありまして、これははなはだ遺憾な態度であると思う。すべからく撤兵を要求すべきである。できるできないはおのずから別問題であります。
撤兵を要求すべきで、領土返還要求の意思があるならば、まず当然なすべき撤兵要求を何ゆえに要求せぬか、その撤兵を要求せぬければ、政府に領土返還要求の意思ありと認めることはできないじゃないか。この点を聞いておるのです。
やっぱり答弁があいまいでほかへはずれてしまっている。撤兵を要求すべきなのになぜ要求せぬか、できるできないはおのずから別問題である。
どうもまだ答弁になっていないのですが、仕方がない。それから歯舞、色丹は日本に返ってもこれは軍事基地にしないということをソ連と約束したということでありますが、そういう場合にもし米国が軍事基地にしてもらいたいというて要求しても、これは拒むつもりですかどうですか、この点御答弁願います。
中ソ同盟条約で、日本を敵国扱いにしておる点、この取り消しをソ連に申し入れるつもりはないかどうか。国連安保理事会の許可なくしても、地域的な強制行動密とり得るようになっておるのがこの中ソ友好同盟条約なのでございます。従ってこれを変えなければ、日本にとりまして非常な不安がある。危険千万でありますが、この点についてお伺いいたしたいと思います。
終ります。
現在の第三次日中貿易協定が五月三日で期限が切れまして、それで日中貿易促進の三つばかりの団体が今までの第三次協定改訂について四月中に中共と交渉する方針をきめておるのでございます。ところが中共との取引ではココムに参加しておる十五カ国のうちでもって、日本が一番割の悪い立場に置かれておるのでございますが、ココムは、御承知のように冷戦の最も激しい時代に生まれたものでありまして、今日これが緩和をはかることは至って自然であり、しかも当然であると考えるのでございます。時間がありませんので意見は申しませんが、結論を申しますと、中共のみに対する特別の制限を撤廃して、それを他の共産圏諸国並みにするということが絶対必要であると私は考えるのであります。日本が
大臣の経済外交にはわれわれ満腔の賛意を表する次第でありますが、何しろ日本は貧乏なので、東南アジアに対しても経済的に協力することもこれはちょっと困難であると思うのであります。たとえばセイロンに対する各国の援助を見ても、日本の援助はわずかに二十万ドルでありますが、ほかの国は五千万ドルも吐き出しておるというような工合で、競争はとうてい太刀打ちができない、それで日本といたしましては科学技術の援助、特に私が最近痛感しておりますることは、医師、薬剤師、あるいは歯医者、そういったようなものを大量に未開の後進地域に送出して、そうして彼らを喜ばしてやる、これは非常に必要であると思うのであります。大東亜戦争中にも南方諸国はみんな日本の領土になったつもり
それからインドネシアの賠償でありますが、両国の貿易じりは含めるのですか、どうなのですか。
それからセイロンであるとかカンボジアであるとかその他の独立した国々が、非常に日本の武力に感謝し、賠償など要らぬと言っておる所が相当あるのであります。戦争中に事実上の独立をかれらに与えて、百年、二百年、三百年の民族解放の悲願を達成せしめておる、この大きな恩恵を全然そろばんの中に入れないで交渉をやっておる。実に間の抜けた話であると思うのであります。これらの南方諸国の賠償交渉には、こういうことを考慮に入れてどしどしと向うに言い聞かしてやるべきだろうと思うのでありますが、これをどうお考えでありますか。
それから英国の水爆実験に対する日本の申し入れを彼らは無視して、日本に対してさかねじを食らわせたようなことを言っております。自由国家にのみそういったような申し入れをするということは、共産国を利することになるというこを言っておるのであります。日本といたしましては、ソ連の原水爆実験に対しましても抗議すべきであると思うのでありますが、なぜこれをやらないのであるか、お考えを承わりたいと思います。
ソ連が実験することがわかろうがわからなかろうが、今後原水爆の実験を禁止すべきであるという申し入れをするのは当然だと私は思うのであります。それから英国に対しても何に対しても、日本の対岸になる南太平洋を避けて、西太平洋でもってやってもらいたい、そのくらいの注文は今から出してもよかろうと思うのですが、いかがですか。
それから国連加盟の安保条約――国連と安保条約とは何の関係もないようなものでありますけれども、台湾、フィリピン、韓国とアメリカとは、今日相互援助条約ができておる。日本は片務的である。六百余の軍事基地まで与えておるのに、こういった片務的の安全保障条約はおもしろくないと思う。北大西洋条約や全米相互援助条約に加盟しておる数十カ国も、その軍隊といい何といい、ほとんどとるに足らないような貧弱な国でありましても、なおかつ米国と相互援助条約を結んでおる。でありますから、今日の日本の軍事力をもってして――軍事力といっては語弊があるかもしれませんが、自衛力をもってして、米国と相互援助条約を結ぶことは何らおかしいことでもない、これは当然のことであろうと思
憲法の九条問題については、佐々木博士あたりはわれわれの意見と全く同じようなことを言っておりますが、今の憲法でも自衛隊を軍隊に切りかえることは、できる私はかように考えておるのであります。それでどうしても米国との相互援助条約を結ぶことができなければ、韓国なんかにいつまでたってもなめられる。李承晩なんというのは、あくまでも力の侵略で、彼は米国でもって一生一代にかかって国際法を研究して、米国の法学博士の学位を持っておるのでありますが、彼が言っておることを聞いても、自分は今まで国際法を研究したけれども、国際法というのはないものであるということがわかったと言っているくらいでありまして、国際法を無視しておるくらいに、ほんとうの力の侵略者であります
国連に加盟した以上は、もし事変が起りました場合に、国連から要求されたならば、日本の自衛隊を警察軍に加えて、海外に送るということは当然の義務であると私は考えておるのでありますが、そういう場合に拒否するおつもりでありますか、応諾するおつもりでありますか、いかがでございますか。
過日防衛庁長官は議員の質問に答えて、日本独自の力でもって日本を守るようにしたいということを言っておりますが、今日の国防のあり方は、安全保障体制以外に私はないと考えておるのです。防衛庁長官の答弁を開いてみると、日米安全保障条約も何も不必要だといったふうに受け取れるのでありますが、外務大臣はこれに対してどういうお考えを持っていらっしゃいますか。
日本の武力をもってしては、もう――中共一国を相手にしてももう中共としては日本を葬ることは鎧袖一触であろうと思います。どうしても米国の力をかりなければ日本を守ることができないというような考えを持っておりますが、これは意見の相違でありますから仕方がありません。 そこで、ソ連と国交回復をしたからには、中ソ友好同盟条約、すなわち日本と米国を敵国とみなすような条文を取り除くべきことを、日本はソ連に対して当然に要求していいと思うのでありますが、そういうお考えがありますかどうか。
ソ連との平和条約の締結もまだ残っておるのでありますが、これを急がないと国際法上にも疑義を生じてくるおそれがありますし、また国後、択捉に彼らが着々軍事力を強化いたしますと、これを奪還することはなおさら困難になってくると思うのであります。国際情勢の変化々々ということを政府はよく答弁せられるのでありますが、国際情勢の変化なんというものは、日ソの交渉に関する限り、そう利益のあるような変化があろうとは思われないのであります。一日も早くやるべきであると思うのでありますが、お考えはどうでありますか。
もう時間が参りましたから一点だけお伺いいたします、 これは総理大臣代理にお伺いするのでありますが、ただいま紀元節の問題が起っております。それと関連いたしまして日本の国号についてでありますが、これは国会図書館長の金森先生にも御意見を伺ったのです。今までの「大日本帝国」というものが変って、「大」の字と「帝」の字が抜かれた。しかし「帝」の字はおかしいとしても、「大」の字だけは入れて、少くとも日本の国号を「大日本国」としたい、これが一般国民の念願であり希望であります。国の大小によって「大」だの「小」だのという字をつける息吹ではなくて、韓国のような小さい国でも、なおかつ大韓民国と言っている。日本も「大」の字をつけてちっとも差しつかえない憲
国民の愛国心の高揚のために、そういうことは相当必要なことであると考えております。いかにも小さくなったような、萎縮退嬰の気持を国民に与えることは、国家の発展のためにも非常に不利益だと考えておりますから、その点はどうか一つ考慮していただきたい。 ―――――――――――――