関連して大臣にちょっとお伺いしたいと思いますが、ソ連の方でああいうふうに一方的に、南千島は当然にソ連の領土であるということを言って放送をしておりますが、それに対しましては、日本といたしまして当然反駁の声明をやらねばならぬと思うのでありますが、どうしてこれを控えておられますか。われわれはなはだ遺憾に思うのでありますが、御意見を承わりたいと思います。
関連して大臣にちょっとお伺いしたいと思いますが、ソ連の方でああいうふうに一方的に、南千島は当然にソ連の領土であるということを言って放送をしておりますが、それに対しましては、日本といたしまして当然反駁の声明をやらねばならぬと思うのでありますが、どうしてこれを控えておられますか。われわれはなはだ遺憾に思うのでありますが、御意見を承わりたいと思います。
それから河野全権が、漁業に関しての暫定協定を取り結んできたということでございますが、それにもかかわらず黒潮丸がまだ返されない、こういういきさつはどういうふうでございましょうか。外務省の御推察でもけっこうでございますが、一つ聞かしていただきたいと思います。
それから暫定協定にしても何にしても、大国間において口約束でもってこれを結んだという例がたくさんございますか。そうしてまたその協定による効果が確実に表われたという例がございましょうか、どうでしょうか。それを一つ教えていただきたいと思います。
関連して。昨日政務次官や局長にもお伺いいたしまして御答弁を得ませんでございましたが、河野全権は与えられた権限の範囲を逸脱したといいますか、一般の平和交渉に関することをかれこれ一時間半にわたってブルガーニンと話しておるのでございます。これはわれわれといたしましては、大いにやるべし、与えられた権限外の話も日ソ交渉の端緒を開くためにはちっとも差しつかえない。そういう意味におきまして河野代表の権限の逸脱、こういうことはちっとも差しつかえないと思うのでありますが、外務大臣といたしましては、こういう点を是認せられてよろしいと思うのでありますが、これについて御意見を承わっておきたいと思います。
それから河野代表はブルガーニンから領土問題についてもいろいろと話をされ、南千島のごときは当然にソ連領土であるべきであると言われて一言の答弁もしないのでありますが、こういう点について大臣と河野代表と領土問題についても何か話し合いがあったのでございましょうか、どうでしょうか。
それからこれもきのう答弁が得られませんでございましたが、ソ連との国交が回復した後において一たん結びました漁業条約を、アメリカ、カナダ、日本、ソ連、四カ国の会議に移して日本に有利なようにこれを改めることができないものか、われわれはそういう構想を持っておるのでありますが、外務大臣はこれに対してどういうお考えでございましょうか。御意見を伺っておきたい。
これからの平和交渉は、われわれは日本でやるべきだと考えておるのでありますが、大臣はやはりロンドンを選ばれるおつもりでありますか。それから全権は松本君にきめるおつもりでございますか。
国際情勢について一、二伺いたいと思います。皆さん大臣にばかり質問をしたがりますが、私は、政務次官であろうが局長であろうが、その見識において大臣と何ら変るものではないと考えております。ことに皆さんは絶えず外交の枢機に参じておるのでありますから、どなたに質問するのも同じことだと考えてお伺いします。 さしあたり河野全権はモスクワからの帰りに英国、米国、フランス等を訪問して帰るということであるが、これらの国を訪問するのはあとあとの了解を得る、そういう目的ではなかろうかと思うのです。われわれは、モスクワに立たれる前にむしろ米国やカナダあたりの了解を得た方がよかったではないか、河野全権のやり方はまずかったではないかと考えております。これは外
それからまたこういうことをお伺いしてみたいと思うのであります。ソビエトとの平和が回復いたしました暁において、日本とソビエトで結ばれております漁業条約を、これを四カ国の話し合いによって訂正することはできぬものかどうでしょうか。それも一つの考え方であると私は思う。河野全権の取りきめて参りました漁業条約はどうもわれわれ満足ができないのであります。米国及びカナダを介入せしめてこの条約を日本にもっと有利に訂正することはできないものであろうか、外交技術上の御意見を聞かしていただきたい。これは条約局長でもどなたでもいいと思います。
今後ぜひそういう方式の交渉を開始して、そして目的を達していただきたい、これがわれわれの念願でありますので、希望として申し上げておきます。 さらに河野全権がクレムリンにおいてブルガーニンに会っておりますが、その席においてお互いに平和回復の話をしております。これは私は与えられた権限を越えてもこんな話はしても差しつかえないと考えておるのであります。外務省としてももちろんこれはお認めになると思いますが、政務次官、いかがでございましょうか。
あとの質問がありますので、一分か二分簡単にお聞きしておきます。それから今問題となっておりますのは、平和回復の交渉をロンドン方式によるかアデナウアー方式によるかというようなことが騒がれておるのでありますが、われわれの考えといたしましては、過去のソ連のやり方から見まして、アデナウアー方式は危険だと思う。ドイツの捕虜もまだすっかり帰しておりませんし、イタリアの戦犯も帰しておらない、そういうわけであります。それでどうしてもやはり外務省のもともとの方針通り、懸案を先に解決して、そうして国交を妥結するというようなやり方、やっぱりロンドン方式が望ましいのでありますが、外務省といたしましてはこの方針に変りないと思うのでありますが、いかがでございまし
ロンドン方式でもって最初交渉を始めて、それから情勢の変化によりまして、また西ドイツ方式に切りかえるということも、これは技術上できると思うのですが、条約局長、いかがでございましょう。
どうも今の外務省の言葉はちょっと軟弱であると思います。軟弱というよりも、考えが浅薄であると思うのであります。今のお言葉といい、それから河野代表は、クレムリンにおいてブルガーニンが、南千島はもうわれわれが取ったのだ、われわれのものなのだ、そういうことを強硬に言っておるにかかわらず、河野代表はこれに対して一言も答えておらない、これは朝日新聞の記事でございますが、そういうところを見ると、政府の意見が何だかロンドン方式から変りつつあるのではないかということについて、われわれは非常に憂慮にたえないのであります。河野代表が帰ってから考えるということであっては、もうロンドン方式を固執するという意思が必ずしもないということが察知せられる次第でありま
先ほど北澤君も言われましたが、交渉はどこまでも議論によって決すべきで、いたずらに媚態を呈しても向うは言うことを聞く連中でないということを、私はソ連へ参りましてから痛感したのでございます。われわれがモスクワにおりますときに、ソ連に西ドイツの代表が乗り込んできて、全くけんかにひとしい激論をやって、貴様たちそんなことを言うなら、われわれは帰ってしまうといって、ドイツから飛行機を取り寄せ帰ろうとした。そうすると、あべこべに今度はソ連の方で、拝み倒してしばらく待ってくれというわけで、曲りなりにも大使の交換、戦犯の送還という取りきめもできたわけでありますが、いたずらに媚態を呈して、理屈を抜きにして拝み倒そうとするようなことでは、とても向うは言う
公海自由の原則をたてにとるならば、日本の主張は通らなければならぬわけであります。それでこの原則をあくまでもたてにとって強く突っぱれば、必ず向うは折れて出ると私は考えているのです。それをただ向うの鼻息をうかがって、この原則を日本が捨てるようなことがあっては、この交渉はとうていうまくいかぬと私は考えております。それで農林大臣にも私は出るときに言いましたが、した手に出たらだめだ、どこまでも徹底的に議論でもって、ぐうの音も出ないまでにたたきつけてやれ、その上でなければ、日本の主張は絶対に通らぬと言ってやりましたが、外務省としてはその腹がはっきりと固まっているかどうか。そういう点をはっきり伺っておかないと、心配でたまらぬ。
向うの漁業大臣は、われわれは向うで二時間ばかり話し合ってて、非常にもののわかるいい男だと思っておったのでありますが結局指図下るのは伺うの共産党の首脳部でございますから、向うの漁業大臣の独断でもいかぬと思いますが、今までの交渉の経緯を見ると、まことに情ない行き詰まったような状態であります。外務省としてはもっと農林大臣を、日本の代表のしり押しをしていただかぬと、あれではとてもだめだと思います。どうも向うの力に屈して、戦勝国だからしようがないといったようなあきらめの態度ではとても日本の主張は通らぬとわれわれは考える。
大臣にお伺いいたしますが、こういつたような機会において、この漁業問題についての交渉に先だちまして、とくと米国と協議してやった方がいいと思うのであります。こういうときにこそ米国を百パーセント利用すべき絶好の機会であると私は考えておるのでありますが、山勘らしいことを言うようでありますけれども、こういうことについてどうお考えになりますか。
私の申しますのは、米国やカナダを表向きに引っぱり出すという意味ではなくて、ないしょで内輪で米国側と協議してやる、それを申し上げたのであります。
それからこの交渉に民間人を加えるということは、われわれ何ら異存はないのでありますが、民間人でも特に漁業家を加えるとなると、これはどうも話がややこしくなりはせぬか。漁業家の意見はすっかりわかり切っておるのですから、何も専門の漁業家を加える必要はない。ソ連は最初から漁業家をつり出して、漁業家を利用して、漸次に漁業家との話し合いをつけて、そうして漁業協定はもちろんのこと、それからだんだんに国交の回復にまで持っていこう、つまり既成事実を積み上げて、ソ連に有利なように国交の回復をやろう、そういう腹が見えすいておるのであります。そういう点についてどうお考えになりましょうか。やはり漁業家を代表として加えるおつもりでございましょうか。
それから交渉の場所でありますが、われわれは最初からなぜ東京を選ばぬかということを主張しておるのです。政府の憂えるところは、東京でもって交渉すると、労働団体がソ連代表のところへ押しかけていくとか、あるいは留守家族が押しかけていくとかして、それがために不利な結果を招くのじゃないかということを非常におそれておる。また一面においては共産宣伝が熾烈に行われるのじゃないかということをおそれているようでありますが、共産党の正体もわかり切っておりますし、彼らの宣伝はほとんど日本においてもやり尽されておるのであります。それから留守家族といえども、そういうばかな、むちゃなことはせぬと思う。そのほかの団体が押しかけていくとかなんとかいうことは、全く杞憂に