それから外務省はユネスコに非常に力を入れて、日本からも代表者を出しているようでございますが、ユネスコの運動よりもむしろ世界連邦の運動に力を注ぐべきが当然であると私は考えておる。ユネスコなんて要するにあれは道徳的な運動で、何ら世界の平和に貢献するものじゃない。これまでああいった運動は、繰り返し繰り返し宗教家その他の文化人が行いましたけれども、結局戦争になっておる。世界連邦となりますと、これは地球上にある七十幾つの国家を一つにまとめて、そうして同一の憲法を持ち、軍隊を持って、初めから戦争を起すことのできない法治世界をこの地球上に樹立しようという大きな理想を持っておる運動であります。この運動こそ政府は助くべきであると思う。すでに欧州の十七
