原爆とは言わない、飛行機です。
原爆とは言わない、飛行機です。
フィリピンへの賠償でございますが、日本が四億ドルを主張し、向うが八億ドルを主張した。フィリピンの方は最初二十億ドルと言っておったのが、八億ドルということになっております。いつも私が言いますように、われわれ現地を回って見ましたが、当時の軍の話を聞いてみますと、損害の起ったのは、日本軍の攻撃をはばむために橋梁を破壊する、あるいはホテルを焼く、学校までも焼いた彼らみずからのゲリラ戦によって起った損害が七割、八割を占めておると言われている。日本軍が加えた損害はほんの三割ないし四割にすぎないといっている。かりに日本軍が加えた損害が四割といたしましても、向うが八億ドルを主張するなら四、八、三十二で、三億ドルくらいがちょうどよくないかと思いますが
それから……。
それから、フィリピンの軍票の所持君たちが結束いたしまして日本政府に迫って来ておりますが、これはやっぱり賠償の中に含んで交渉しますかどうですか、その点。
ではあとに持って行きます。
最近日本の一部の貿易商社から国民政府の中央信託局に対しまして、中共と一切取引をしないという誓約書を出したということでございますが、こういうことがありますと、中共貿易促進の運動が始まっております今日において、相当向うを刺激し、感情を害するようなことがあって、その前途に障害を来たすのではないかと思うのでありますが、これに対して外務省は何か打つ手がございますか、そういう点をお伺いしたいと思います。
もちろん法的にはそういう措置もできるでありましょうが、日本の商社と話し合いでそういうことをさせないようにしてはどんなものですか、あるいは湾台政府との話し合いでそういうことは何とか緩和できないものですか。そこが外交でございましょう。
この前は二時までやったが、それではこの次に大臣に質問いたしましょう。
この受け入れについての意見がいろいろあるようでございますが、私は向うが貸すと言っても、くれると言っても、どっちでもよいからとにかく早くこれを受けるべきであると考えておるのです。もしそれに悪いひもがついたらそのひもを断ち切ればよいし、それからまたこれを後になって軍事用に切りかえようというなら外務委員会でもってひっくり返せばよい、そういうことは自由自在です。国会がある以上はそういうことは絶対にさせない、今からそういうことを心配するのは老婆の心配であります。決して代議士たるものがそういうことを心配する必要は毛頭ないのです。独裁国家でも何でもない。 それで安川さんに先にお伺いしたいと思いますが、採算の点です。ウラニウムを受け入れてこれを
二十年、三十年先というのはずいぶん気の長い話ですが、世界のある学者のごときは、今後十年もたてば原子産業革命が起るというようなことまで言っておるのです。その説とあなたの説とはだいぶ違う。坂田さんの話もだいぶ違います。二十年、三十年というのはまたずいぶん気の長い話ですが、どういうところから二十年、三十年と割り出したのですか。
どなたでもよろしいのですが、ソ連あたりでは原子力を利用して、オビ川、エニセイ川をさかさまに流し、そうして砂漠地帯に濁流を起して緑地帯を作りあげて、莫大な農産物をあげるという計画をしているそうですが、それはどういうことなのですか。われわれしろうとにはさっぱりわからぬ。国会図書館の報告にそういうことがあったのです。
川をさかさまに流すというのはどういうことですか。
そうすると日本でもこれは土木工事に利用し、たとえば山を崩し湖を埋めて干拓地帯にするとか、そういうこともできるわけですか。
危険が伴うということですね。
これはどなたでもよろしいですが、アメリカのサヴァンナ川の工場で、三万人もの人間を使って水爆か何かこしらえているそうですが、それは川をどういうふうに利用しているのですか。
サヴァンナ川、そこに三万人もの職工を使って……。
安川さんにもう一ぺん伺います。外国では私立会社がこのウラニウムを使って工場をやっているという例があるらしいのですが、その例を教えていただきたい。
私はきょうはやりません。
与党の議員はなるべく質問をお控えしたいと思いましたが、なかなか閣僚の方々にお目にかかって懇談する機会がございませんので、最小限度にとどめて御質問申し上げたいと思います。 私が国会図書館に質問して調べてもらったところによりますと、ソ連は原子力を利用してオビ、エニセイ河をさかさまに流して、そうしてゴビの砂漠に濁流を流してこれを緑地帯に切りかえ、そうして莫大な農産物を上げようという計画までしている。それで世界の学者が異口同音に言っているところによりますと、この原子力が産業に十分に活用されることになると、今日の工場労働者の大半、六割、七割、八割も失業せんければならぬというようなことになるであろうということをいわれているのです。ウラニウム
原爆、水爆が出現した今日において、これを戦争に使うということは人類の破滅であるということを、自由主義国家の指導者も、あるいは共産国家の指導者もみな知っていることでありますかがら、ブルガーニンといえども、あるいはマレンコフといえども、あるいは毛沢東といえども、彼らの頭が狂わない限りは、彼らが戦争などに手を出すようなことは絶対にあり得ない。従って戦争というものは絶対にあり得ないとわれわれは考えておるのですが、そういう点についてどういうお考えを持っておられますか。