高輪ゲートウェイ駅前の再開発におきまして、明治の鉄道創業期の重要な遺構が発見されたことを受け、二月十六日に、文化財保護を担当する大臣として、現状を把握するため、私も現地を視察いたしました。 明治五年、イギリス人技師エドモンド・モレルの指導の下、工部省が新橋と横浜間の鉄道を敷設しておりまして、当時の様子は錦絵にも描かれております。その錦絵に描かれているような橋梁が良好な状態で残っている状況を見て、明治日本の近代化を体感できる、かけがえのない、すばらしい文化遺産であると感じました。 錦絵を見てもらうと分かるんですけれども、汽車が海の上を走っているんですね。それはなぜかというと、明治当初、軍備の強化を訴える西郷隆盛さんと、それから
