御承知のとおり日本のタンカーの船型は、いまから七、八年前までは八万トンぐらいがスタンダードでございまして、重量トンで申しますと十五万トンぐらいでございましたが、どんどんと大きくなりまして、もう現在では総トン十三万トン、重量トンで二十五万トンぐらいがあたりまえという、団大船としてはスタンダードということになってまいりました。その間大型化のメリットが出まして日本の海運の伸展に寄与してきて、それで安定的に石油を運んでくるのに非常に役に立ったということは事実でございます。 ただまた、経済性と同時に安全性ということからいろいろ取り上げられているのも御承知のとおりでございまして、あまりに一つのタンクを大きくすると、万一の事故のときにたいへん
