賠償に伴います経済協力は、本質的には日本が戦争中に迷惑をかけた国に対して、それを賠償する、しかも直接の賠償金額ばかりではなく、経済協力を推進することによって、戦争中迷惑をかけた事態の償いをするというのが、賠償及び賠償に伴います経済協力の本質的な問題でございます。 したがって、海外経済協力基金がやります問題とは、本質的にそういう意味では違っておるのでございまして、この経済協力基金は、相手国と、戦争中迷惑をかけたとか、かけないとか、そういう問題とは全然関連をしないで運営をいたして参ります。また同時に、むろん外貨の事情から、返済能力ということを考える点はございますけれども、しかし日本の輸出貿易と、あるいは輸入とのアンバランスを非常に是
