物価問題が重要であることは、私は申すまでもないし、三十七年の見通しが二・八%上がらざるを得ないというような数字を出したことは遺憾でございますから、それ以内にできるだけとめようと考えておることは申すまでもございません。ただ、物価を扱っておりまして、私の考えますのは、むろん個々の物価に対して当然抑制を考えて参らなければなりませんけれども、物価問題というのはやはり長期にわたっていろいろな経済事象が影響してくる問題でございますから、したがって、将来の物価の安定を策する上から必要な施設をする、あるいはそういう問題について取り組む必要もあるわけでありまして、その意味から申し上げますれば、たとえば輸送力の拡充というような点に、単に赤字でなくして問
