今のお話の数学は、大体その数字なんでございまして、そういう傾向が、工業生産国として低い日本において、将来の工業発展のために基礎的な必要から、ある程度企業自身の所得がふえていくということもやむを得ない場合があろうかと思います。しかしながら、逐次そういうものが是正されてくるという傾向にもございますし、また将来確立して参りますれば、当然是正される方向にいく、こう考えております。
今のお話の数学は、大体その数字なんでございまして、そういう傾向が、工業生産国として低い日本において、将来の工業発展のために基礎的な必要から、ある程度企業自身の所得がふえていくということもやむを得ない場合があろうかと思います。しかしながら、逐次そういうものが是正されてくるという傾向にもございますし、また将来確立して参りますれば、当然是正される方向にいく、こう考えております。
おそらく設備投資が非常に大きいので、比率的に下がっているのではないかと思いますが、内容的に必ずしも戦時中よりも低下しているということは、言えないのじゃないかと思います。しかしお話のように、こういう問題をごまかしてみましても、しょうがないことなんでございますから、われわれとしては、将来ともそういう点については十分ほんとうな話し合いをしながら、それを改善する必要があれば改善するし、方針を立てていくべきものは立てていくということにいたして参りたいと思います。
私は数字に大へん弱いものでございますから、調整局長から……。
御指摘のような点が、私は一般的に前段でお話しございましたような点が、工業の場合にあるのじゃないかという感じがいたします。私はいつも、ちょうど横浜から戸塚、大船を通りまして藤沢まで参りますと、あの周辺に非常な中小企業の新しい工場ができておりますけれども、ほとんどどういう道路から入るのかわからぬようなところに、実は工場を建てておられるようであります。道がないとは申しませんけれども、あれが設備の効率としていいかどうかというふうな問題を、あそこを通ってよく考えさせられるのでございますが、お話のようなダムの問題につきましても、これは知識がございませんから、何とも申しかねますが、これは十分な検討はむろんされておると思うのでございます。ことに今日
まことにごもっともな御意見を伺うわけでありまして、それぞれ各省といたしますと、電力開発をする場合には、電力開発に対して十分な力をいたす、しかしその水源保存については、建設省の部面だからある程度知識もないし、あるいは軽視するというようなこともございましょうし、あるいはただいまお話しのように、植林さえすればいいんだろうというと、土壌の関係で、植林したところに影響が起こるというような場合もございましょう。企画庁としても、総合的な各省庁の調節をいたす立場でございますから、今後そういうような点につきましては、十分そういうものの建設の場合に、この点は土砂くずれが山奥で起こらないのか、あるいは植林をすればどういうふうにいいのかというようなことにつ
ダム等を建設いたします場合に、少なくともその場合における建設当局者の過去の最高の経験と、当時におきまする最高の技術を持って建設をするわけでございまして、むろんそういう意味においては万全を尽くしておると思います。ただしかし、今お話しのように、自然的条件というものは、非常にいろいろな変化が起こるものでございますから、従って予測しないような事態が惹起されることもあるし、また、そういうことが起こったことによって新しい研究が進んで、将来の改善にも資していけると思うのでありまして、それ自体をすぐに消費者に転嫁するというわけではないと思いますけれども、しかし、それでは非常な粗漏な計画を立てて、そうして全部会社に責任があるんだというふうにだけは言え
ごく単純な、原始的な意味からいえば、そういうことがいわれることもあると思いますが、しかし今日の地価の問題は、必ずしも所得格差という問題からでなく、特に都市においては、所得というようなこと以上に、いろいろな投機的要素が加わっておるというような点もございます。従って、たとえば農村地帯におきましも、新しい何か道路ができ、あるいは工場が一つできると、その辺の地価が非常な勢いでしがるというようなことで——工場ができたらすぐに農産物がよくできるかというと、できるわけじゃない。しかし地価が上がるというようなことは、必ずしもその所得からくるのではなくて、将来何らかの形でそういう方面に都市の形成が行なわれるのじゃないかというような問題から、価格の変動
私自身が別に高い見識を持っておるわけでございませんで、全体として有能な各省大田がおられることでございます。ただ当面実施の衝に当たっておられる方などについては、いろいろ具体的な問題もあろうかと思いますので、そういう面を解決しながら、そうした物価問題その他に対する公正取引その他についての御議論が出るわけでありまして、そういう点は、われわれも実際的に考えながら、しかし、そうしたものが効果を上げるようにお互いに話し合いをしながら進んで参りたい、こう存じております。
その通りでありまして企画庁としても十分各省に対して、経済の問題につきましては率直な意見を申して、そうして各省と協力して進んでいくことにいたして参りたい、こう思って努力をいたしておるのでございます。
この経済の発展におきまして、労働というか、今のお話で言えば、人間という言葉の方が適当かもしれません。人間の力が重要であることは申すまでもないのでありまして、古いオーソドックスの経済から言いましても、そういうことに相なろう思うのでございます。決してそういう点をないがしろにするわけではございません。
人間を尊重し、それから一国経済が発達いたしまして人間生活を向上さしていくというのが最終の政治の目的であることは申すまでもございません。ただ御承知のように、日本は、日本全体の国土がカリフォルニア一州にしかすぎないような狭い国土でございまして、その中でほぼ一億に近い人間がともに生活をして参らなければならぬわけでございまして、これの生活を向上し、あるいは給料を上げる、改善して参りますということは、これは非常な大事業と申しますか、大きな仕事でございます。そうしてそれが政治の終局的な目的になることもまた当然だと思います。近代産業がだんだん発達して参りまして、そうして多くの職場改作っていきます過程におきましては、ある場合やむを得ない低賃金という
いろいろ例をおあげになりまして、おもしろいお話を伺ったわけでございますが、むろん私自身経営者の中から出てきた者でございます。過去におきましては、日経連あるいは経団連、会議所等にも関係して参ったのでございますが、その経験から申しまして、私は、今御指摘のようなことが全部が全部とり行なわれているとは思いません。むろん、たまにはそういう人もあるし、あるいは傾向として若干そういうことはあると思います。ですから、そういう点は資本家が直していかなければならぬ、経営者自身が直していかなければならぬということも必要なことだと思います。がしかし、同時に、やむを得ない面もあるのでございまして、これは決して反撃を申し上げるわけでも何でもございませんけれども
農業を主体にしておらぬで、たとえば商業を主体にしている、あるいは勤労生活をしてささえている。そうしてその間に、ある意味からいえば園芸的と申しますか、そういうことをやっているということであれば、必ずしもそれは農業の範疇に入らない。主たる収入がそういうことであれば、むしろ場合によると、一家の食糧を自給する程度以上には農業として貢献してないということであれば、それはおのずから農家の範疇からはずれてくると思います。ただ現状において、そうはっきり分けられるかどうかということは、まだ問題ではないかと思うのでありまして、そういう点については、今後行政の上で十分農林省が農業基本法の運営を始めて、そうして選択的拡大その他によって農業改革が行なわれると
この種の計算につきまして、平常の状態でございますれば、過去においてある程度予想さるべき数字は大体確定してくるのではないか。従って、必ずしも、想定された努力的な目標と言う必要はない場合が多いと思います。しかし、昨年来の状況を見ておりますと、経済に著しくいろいろな変動が起こっておりましくしかも、それが高度の成長という一つの要素と、それに伴います日本の産業自体の構造上の変化の現状の問題もございます。従って、それがどういうふうに相関的に影響してくるかということになりますと、はなはだむずかしい問題がございます。しかも、それを受けて立ちます産業人の方面の心理作用の影響というものが、相当私は経済の運営の上には重要だと思うのでありまして、そういう段
お話のような過去におきます状況が、私どもから申しますと、前途の見込みというものに対していろいろな要素を集めてやりましても、その結果はやはりいろいろな違いが出てくるので、こういう形において出すのがはたしていいのかどうかということを、実は若干疑問に思うのでございます。しかし、例年予算編成にあたりましても、一応の指標を作る必要がございます。ですから、全然そういうものを出さないということも、あるいは目標を立てないということもいかがかと思います。従って、少なくとも本年度においては、あらゆる政策をそこに集中して、そして、そういう大きな違いのないようなところに持っていくし、また、そのこと自体が、経済運営の一つの目標にならなければならぬという意味で
経済の上から見まして、予算がどの程度の規模であることが適当であるかということは、相当いろいろな面において問題があると思います。今回の予算が大型であるのか、あるいは今言ったような抑制的な立場に立っているとすれば、これでいいのかというような問題が、むろん一つあろうかと思います。私自身考えてみますと、今日日本の経済を貿易バランスの上で改善をしていくということが、一つの大きな命題でございまして、それにはある程度設備投資も押え、あるいは輸入も抑制していかなければならぬという一面もございますけれども、同時に、他面におきまして、今日起こっておりますいろいろなアンバランスというものをある程度訂正しなければならぬということも、これまたやむを得ない仕事
お話のように、実は私ども予想しているより生産が割合に低下して参りません。九月以来若干低下してきましたけれども、ここへきて上がってきている。その点を実は心配をいたしておるのでありまして、特に一般的に楽観ムード的なものが現われておるような気がするわけでありまして、そういう状態では、相当やはり心理的な影響から見て、生産活動というものが必ずしも抑制されないのじゃないかというふうに考えるわけでございます。どの程度に操業率が落ちるか、御承知の通り、大体八五%程度の操業率というものは最高の操業率であり、昨年度におきましては、大体その程度の操業率が、多少の前後はございますけれども、維持されてきておる。これが七五、六%まで落ちることをある程度考えてい
設備投資の抑制と申しますか、繰り延べと申しますか、そういうような調節をしていくということについては、お話のように、通産省の方も非常な力を入れて、各業界それぞれの方々を個別的に呼ばれまして、そして、その間の調整をとられておるようであります。また同時に、民間におきましても、今日までのような状況でもって果たしていいのだろうかという反省が、民間自体にも起こってきております。同友会その他を中心にして、そういう自主規制をやろうじゃないかという動きも相当活発になってきております。ただ、お話のように、それじゃそういうことだけにまかせて政府が安閑としていいのかというと、そういうわけにはやはり参らぬと私どもも思うのです。従って、今後の経済の状況によりま
その点は、私だけで答弁いたしますことは、あるいは少々無理かと思いますけれども、しかし、企画庁という仕事を預かっております私の立場からいえば、今日以後、たとえば今の生産の活動なりあるいは設備投資の勢いというものが、引き続き自主規則なり、あるいは行政指導なり、あるいは今日までの金融的処置によっても、なお必ずしも適当な効果を上げ得ないというようなことが現われて参ります場合には、そういう方法を政府自体も考えていかなければならぬことじゃないか、こういうふうに存じております。
必ずしも、新年度早々すぐに締めなければならぬというようなことは、まあ考えられないと思いますけれども、しかし、年間を通じて、今後の状況いかんによっては、ある程度私は弾力的な運営をする必要があるのではないかというふうに考えるのでございまして、これは至上目標でございますたとえば輸出入――今回主として起こっております問題というのは、やはり輸出入のバランスがある程度合うということが、非常に重要な問題でございまして、これが合っていきますれば――他の原因もまだないとは申しません。しかし、この大筋が合っていきますれば、あるいはそう窮屈なことを考えないでも、若干の諸般の注意を払っていけばいけるのじゃないか、その辺は、もう少し努力目標がどの程度に達成で