たとえば化粧品の例をとる、あるいはその他の例をとると、それらの企業は必ずしも大企業ではございません。中規模の企業だと思います。そういうものが非常な競争をして、品質の改善をしないばかりでなく、乱売競争の結果として十分な基礎を持たないというようなことは、長い目で見て日本の産業の上に適当ではない。それから、いまも申し上げましたように、たとえば同じ商品を、甲の店、乙の店で値段が違うんだというようなことは、消費者が、たまたま安いところで買った方はいいかもしれませんが、高いところで買う場合もある。それほど割引されないで買う場合もある。そうすると、消費者としてはそういうお店がどこにあるのだろうといって一々聞いて歩いて、二軒か三軒歩いて、そのうちの
