大体大蔵大臣も私もそういう見方をしております。ただ、経済が直ってきたといっても、数年前のような好景気ということが一時に現出するわけじゃない。また現出されることが必ずしも適当じゃない、こう思います。そこで政府が財政需要であれだけをつけます。見通しにおきましても民間設備投資は四兆四千五百億、五百億しかふやしておりません。ですから民間活動がまだそれほど大きいとは予想しておりません。ただ、これは心理的な問題でございますけれども、景気がいよいよ直ってくるとなると、日本人の心理でもあり、あるいは企業家の心理的な影響で、また思わざる非常な民間投資みたいなものを活発にやっていくというような機運が出ないとも限りません。しかしこれは私の考え方ですが、あ
